利き手はどうやって決まるか
こんにちは。星田暁です。
利き手はどうやって決まるのか。
物心ついた時には既に利き手は決まっており、何の疑問もなくその利き手を使い続ける。
ある研究によると10人に1人が左利きてあるというデータがある。
では利き手はどうやって決まるのか。
実は人間の利き腕は、両親の利き腕によって決まるとされる。つまり遺伝に左右される部分が大きいということだ。父親が左利きで母親が右利きの場合、その子供は17%の確率で左利きになる。父親も母親も右利きの場合、その子供は10%の確率で左利きになる。父親が右利きで母親が左利きの場合は22%、父親も母親も左利きの場合は25%といった具合だ。人間の進化の過程で、競争のみの社会であったならば右利きと左利きは半々になった可能性がある。だが、協調圧力が存在する人間社会では、左利きの人間は右利き用の道具を使わねばならくなった。人間が生み出してきた道具の多くは右利きが基準となっていたからだ。その結果、道具を使用する際の危険性は右利きの人間よりも高くなり、左利きが減らざるを得ない環境になっていったのだそうだ。
遺伝によって利き手が決まっていく。
人間というのは協調性を大切にしている生き物で環境に対しても柔軟に対応できる。
右利きの道具が多いからこそ、右利きの人間が増えていった。
賢い人、強い人が生き残れるのではなく、環境に柔軟な人が生き残り結果を創る。
コロナ禍で時代の変化が多い時代だからこそ、柔軟になり行動していくことが大切ですね。
今日も健康的な1日を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?