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パンタグリュエルの少年時代の夢

フランスの作曲家、サティの作品。



1.パンタグリュエルの少年時代の夢のこと

そもそも、パンタグリュエルとは?
フランスルネサンス期の作家フランソワ・ラブレー(1438?-1553)が書いた物語である、「パンタグリュエル物語」に出てくる巨人族。「ガルガンチュア物語」もあり、ガルガンチュアが父、パンタグリュエルが息子。

その本は後日、読んでみようと思う。

この曲に低音、テヌート(音をしっかり保つようにとの指示)が多いのも納得。巨人を題材にしているから。

2.サティのこと

フランスの作曲家。1866.5.17-1925.7.1。
ノルマンディー地方の港町オンフルールに生まれる。ノルマンディーはフランスの北西部。イギリス海峡に面している。サティの母親はスコットランドの人。

1893年(13歳)、パリ音楽院に進学。しかし、保守的な音楽院の教育が彼に合わず、様々なことを試す。
グレゴリア聖歌の研究、ゴシック芸術に関する書物を読む、ノートルダム大聖堂で瞑想をする、など。

1886年(20歳)、音楽院を抜け出すために志願兵になるも、厳しい規律が彼に合わず、抜け出す。
その後、パリのモンマルトにある音楽喫茶シャ・ノワール(黒猫の意)に行くようになる。1888年(22歳)、シャ・ノワールにセカンドピアニストとして雇われる。この頃、「3つのジムノペディ」が作曲される。

しかし経営者と衝突し、サティはノワールを飛び出す。その後、ドビュッシーと出会う。
39歳のとき、パリの音楽学校スコラ・カントルムに入学。
その後、ジャン・コクトーと出会う。

サティのことは、また別の記事に続きを書こうと思う。今回の曲に選んだ「パンタグリュエルの少年時代の夢」を作った年に届いていないのだけれど…。自分のまとめが追いついていないため。続きは長くなるかもしれないし、大した量ではないかもしれない。わからないけれど、一度ここで終わり。

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