タイの政治がヤバイ。

タイの憲法裁判所は21日、新未来党のタナトーン党首が党に多額の融資を行ったことは違憲と判断し、同党に解党命令を下した。

党の幹部は10年間、公民権が停止する。他の下院議員は60日以内に他の政党に移る必要がある。

今回の措置を受け、同党は「新未来会」へと名称を変更した。

また、同党で広報担当を行っていたパンニカ・ワニッチ氏は23日午後1時頃、内閣への不信任決議案を都内の新未来センターで発表。

それによると、マレーシアのナジブ元首相らが政府系投資会社を通じて多額の不正資金を流用させた「1MDB事件」に、プラユット首相が関わっていたという。

発表当日は支持者やメディア関係者らが約500人集まり、同会のフェイスブックでもライブ中継された。

この不信任決議案は海外メディアからも注目を集めているもよう。(エムタイ)

上記のような報道がコロナウイルスと並行してタイを賑わせています。個人的にはこのニュースがきな臭い匂いがします。「既得権益ガチガチに守りたい老人政治家集団」VS「国際社会への基準を求める危機感を抱いている若者」の構図となっています。今回、政治と憲法の力で屈服させようとしていますが、、事態が収束するのか。こうやって力で押さえ込むといずれは暴発をすることは火を見るよりも明らか。

もっぱら、最近ではSNS上でも若者たちの政治批判の声が盛り上がってきており、日本でも昭和の時代に起こった学生運動と近しい機運を感じています。



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