タイでアストラゼネカワクチンの接種不可!?

昨日の5月31日夕刻、まことしやかに情報が錯綜しました。
バンコクで休業中の博物館、健康施設(マッサージ店など)、公園が6月1日より一部規制緩和でオープン!という話がバンコク都伝染病委員会から
発表されましたが、政府のCovid-19状況管理センター(CCSA)よりその後、ストップがかかり、規制はそのまま6月14日(月)まで延長されることが決定されました。 (ガーン)

タイあるあるとでも言いましょうか。特に私にとっては生活に影響しない範囲の規制緩和だったので「そうなんだ」ぐらいの感想でしたが、
生活がかかっている方たちの落胆といったら計り知れないでしょう。「お偉方の情報連携はどうなってんだ!!」と国民からのクレームが
入ってもおかしくない情報錯綜振りでした。

私は日本政府もタイ政府も特に批判をしたいわけではありませんが。。。という前置きをして、表題の件です。
先日、タイ在住外国人もアストラゼネカのワクチン接種の予約が開始され、6月7日(月)にも接種開始。という案内をさせてもらったところですが。
どうも、アストラゼネカのワクチンは来週になってもタイには予約受付分のワクチンは届かないようです。。
(*現時点では先週に案内をしたURLから予約はできないようになっています。)

報道によると「アストラゼネカを生産するサイアムバイオサイエンスの供給が追い付かず、約束の納期が遅れ、供給量も少なくなってしまったことから、これ以上予約を受け付けたらワクチンが全く不足してしまうということで急遽中止にしたことがわかった。」
そして、6月7日から大規模接種!と大々的に発表をしたものの、後に引けなくなり隠していた。(らしい)

自分はワクチン接種の予約をしていたわけではありませんが「ざけんなぁ!ゴラぁ!!」という話ですね(ハート)
そして、この事実は「本当に予約をいっぱい受け付けても地方まで供給が行き渡るのかしら」と不安に思ったタイ地方医師会が調査をしたところわかったそうです。。
(どうして隠すかな、、、事前に前もって確認したらわかっていたことでは、、。仮に遅れるとしても遅れることがわかった時点で遅れます!ごめんなさい!と発表をすれば良い話と思うのですが、、、。)

対応策として、韓国で生産されたアストラゼネカ50万接種分を割高の値段を払ってでも、緊急輸入をすることに。さらに、中国産シノバックも追加で300万接種分オーダーされたそうです。
多くのタイ人が打ちたいと思っていない中国産をそんなに仕入れてどうするの、、、と思いますが。どうするのでしょうか。いつまでも保存が効くとも思えないので、最悪、未使用のワクチンは破棄になるのでしょうかね。(それはそれでもったいない)

おまけ:3日(木)はスティダー女王のお誕生日で祝日ですね!
タイ政府は6月中、1.3億バーツをかけて女王のお誕生日おめでとうイベントを行うそうです。(ちょっとわけてくれ〜)

サポートして頂ければタイの恵まれない子どもたちの施設に寄付したいと思います!その活動もまた報告させて頂きます! 先日は使わなくなったオフィス用の椅子約30脚を施設に寄付さえて頂きました!