今度みんなででかけようね

最後に何か書いたり、作ったり、読んだり、歌ったりしたのいつだろう。

言葉の端端から感情がこみあげてくるような、一文字も無駄のないような話をしたのはいつだろう。

きっと何か(疲労や心地よさや気温や時間)のせいにして、ただただ時が過ぎるのを待ってる時間が増えたように思う。

ライブも、バンドも、混沌とした熱気も、ベタベタとした渦も、全てがもうずっとやってこないんじゃないかってくらい遠いところに行ってしまった。たまに、歌いたいなとは思う。

この前、銀杏BOYZの再来!との呼び声高い、現役バリバリの若手某バンドの曲を聴いたけど、歌詞は1ミリも銀杏BOYZじゃなくてちょっかいかけてごめん殺してくれって気持ちになった。なぜか悲しくなったし、なぜかイライラした。別にやってる事の良し悪しやバンドの良し悪しでは決してなくて、銀杏BOYZの再来!と謳った記事を書いた人や、YouTubeにコメントした人と自分とでは、銀杏BOYZに求めるものや好きな部分が根本的に噛み合ってない気がした。「やり場のない怒りや初期衝動」が向かう先の美しさ、刹那的な情景描写、セカイと相対する自我みたいなものを求めていたにもかかわらず、「やり場のない怒りや初期衝動」のステレオタイプ思い出の列挙で盛り上がってるなんて、ずいぶん素敵な青春時代をお過ごしになられたんですね!としか思えなかった。つらつらと書いたがこれは俺の銀杏への愛とかではないです。聴きたかった青春パンクじゃなかったことへの悲しさです。かっこいいバンドいたら教えてください。お願い。

今週末は五等分の花嫁の一番くじをひきにいきますが、売り切れてたら泣きます。


同情するなら酒奢れ…同情するなら…