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選ぶ

選んでいただけだった。
僕の周りの人間関係は
全て僕が勝手に選んでいただけだった。

相手が僕を嫌っていると思い込み
自分から距離を置き
置くことで自分の選択を勝手に正当化していた
しかし、相手の優しさに触れたとき
離れるという選択をした自分を全力で後悔した

僕が思っていた人間関係は
ただ勝手に作り出してたに過ぎないのだと

4年近くずっと連絡を取っていなかった高校仲間から
突然LINEがきた
最近の近況を話ながら
「帰ってきたらご飯にでも行こう」
と言われた。

まさかそんなこと言われるなんて想像していなかった。
だって僕はもう彼から嫌われていると思っていたから。
高校時代、何度も彼を傷つけ、外的コントロールをしてしまった。泣かせてしまった。
そんな僕が会う資格などないのだと。
勝手にそう思い込んでいた。

さらに、僕は地元を離れ、今は一人暮らし。
そのまま長野で就職を考えている僕にとってきっともう彼は2度と会うことはないのだと思い込んでいた。

しかし、それは僕が勝手に作り出していた人間関係に過ぎなかった。
それに気づいたとき、今までの選択を悔やんだ。

もっともっと
最善の勇気を選べばよかった。
もっともっと
「感謝」という選択を選べばよかった。

それでも僕は
選べなかった。
しかし
同時にこれからの人間関係
選べることに気がついた。

「関わる」
「話す」
「伝える」
「感謝する」
そういった一つ一つの選択を
見誤りたくない。
やらない後悔よりやった後悔です。

やってやりましょう。
そう自分に言い聞かせる。

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