見出し画像

『上野謎解きステーション 第三弾』 クリアしました

 上野駅知識満載です。

 JR東日本上野運輸区の乗務員が考えた完全オリジナル謎という、一風変わった来歴のこのタイトル。2021年から始まり今年で何と3回目となりました。私は去年から知って参加したので、2回目の参加です。
 公式告知のPDFはこちら。

 上野駅に住む妖精のような何かのホップくんが倉庫から見つけ出した謎を解くという筋書きで、上野駅構内と上野駅周辺を縦横無尽に駆け巡る内容となっております。

この新幹線に乗っている妖精のようなものがホップくんである。
決して下半身が新幹線になっている生き物ではない。

 遊んでいるうちに、上野駅の歴史やトリビアが色々頭の中に入ってくるという、場所謎解きの理想的展開を実現できているタイトルではないでしょうか。
 大変オススメなので、10月31日までに上野に足を運べる方はぜひ遊んでみてください!

  • 謎を作成しているのがJR職員、そして恐らくパンフレットのデザインもJR職員さんがやっていると思われる感じで、良い意味で手作り感が出ております。
    パンフレットのデザインも、正直ダサいと言えばダサいところがあるのですけど、洗練されたかっちょいいデザインを求める遊びではないですし、むしろほのぼの感が高まって大変よいです。

  • そして謎の難易度は、今回非常にいい感じにおさまっています。
    かなり難しい謎もちょいちょいはさまってくるのですが、正統的な謎解き問題がメインでおかしなひっかけはないので、謎解き慣れしている人ならノーヒントでいけるでしょう。

  • 逆に言えば謎解き慣れしてない人には相当難しい謎ですが、LINEを使ってもらえるヒントが、ちゃんと機能するヒントなので(笑)。詰まったらヒントをどんどん使っていくことをオススメします。

  • 実を言うと、2022年(去年)の謎は相当難しいものでした。想定時間2時間ほどと書いてあったのですが、午後遅めにのんびり始めたら5時間以上かかり、次の日に持ち越した覚えがあります……。謎作成に張り切り過ぎて、難易度が想定以上に上がってしまうという、謎製作あるあるパターン。今回はその反省(笑)が生かされ、非常に程良い難易度になっていてよかったです。

  • また、パンフレットに色々ちりばめられた上野駅トリビアだけでなく、特に終盤の謎そのものが上野駅の歴史に絡めてあるので、趣もひとしおです。

  • 最初にテーブルのあるところで一気にまとめて謎を解く→移動して次のヒントを集める→テーブルのあるところで謎を解く→移動して情報を得る→テーブルのあるところで謎を解く、という動線のメリハリがありますが、終盤はカフェから移動してまたすぐカフェ、という流れになりがちです。飲みすぎ注意(笑)。

  • 一番気をつけるべきところは、休日の上野駅の混雑です。駅構内・駅周辺のカフェは、特に午後のカフェタイムは満席・行列続きとなります。正直、お店を選ぶ余裕はそんなにないです。
    オレは立ってクリアしてみせるぜ!という強者も結構見かけましたが、ガッツリ工作が必要な謎が来ますので、無理せずお店に入るのがいいです……無料の謎解きですし……お礼の意味もこめてアトレのお店を使おう……。

  • あと、まだまだ残暑が厳しいこの季節ですので、熱中症対策も入念にしておきましょう。構内は冷房が効いているところばかりではないですし、駅周辺を炎天下の中歩く必要もあります。そしてカフェに入ればキンキンの冷房で寒すぎる、なんてコンボをくらったりもしますので、その辺りも対策しておきましょうね。

 最後に謎が解けた時にできる工作は、なかなかいい眺めのものですので、気温の暑さと紙の厚さ(笑)にめげずに頑張っていただければと思います。
 無料とは思えぬクォリティとボリュームの謎を堪能させていただきました! 第四弾が今から楽しみですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?