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『池袋ふくろう巡り』 クリアしました

 池袋にて、リアル体験脱出ゲーム施設を運営されているNoEscapeさんの、周遊型謎解き『池袋ふくろう巡り』にチャレンジしてきました。
 池袋がある豊島区は、かの待ち合わせスポット「いけふくろう」を始めとして、フクロウをモチーフとしてフィーチャーしているため、単純に「フクロウ巡り」と検索すると、豊島区の数々のフクロウオブジェ紹介が始まってしまうので注意だ(笑)。
 
 お母さんがいなくなってしまったアホウドリのケビンが、友達のカラスと一緒に、お母さんを探すための「知恵」を授けてくれるという神秘の祠を探す……というストーリーです。フクロウももちろん重要どころで出てきますが、主人公はアホウドリさんです。可愛い。

  • 登場人?物が大半鳥です。鳥好きには夢のワンダー世界観です。アホウドリ可愛い可愛いよアホウドリ。単なるキャラクターと思ってると、意外なところでこのアホウドリであることが効いてきたりします。

  • 周遊範囲は池袋駅周辺です。
    そこまでめちゃくちゃ広い訳ではないですが、池袋の土地勘がないとわかりにくい場所が対象なので、謎とは別の意味で難易度が上がりそうです。
    私はパートナーの軽鴨の君が、かつて池袋に勤務先があった関係もあり、移動は完全丸投げでした。ひとりだったら解けなかったかもしれない。方向音痴つらい。

  • 謎解きの流れとしては、
    NoEscapeさんでキットを購入
    → NoEscapeさんのカフェスペースで謎解き
    → 目的地がわかったら謎を解きつつ移動
    → 某所でじっくり腰を据えて謎解き
    という感じになっており(これは最初にキットに書いてあるのでネタバレではないです)、周遊型あるある「カフェに入って謎を解こうとしたら1問だけですぐ移動しないといけなかった」罠現象がありません。その辺がよく考えられて、親切な作りになっています。遊びやすいですね〜。

  • その代わり、移動パートはガッツリ移動なので、結構疲れます。特にこれからの季節は無理せず休憩しながらでないと、かなり大変かと。

  • 前半の謎はかなりラクに解ける(とはいえ謎解き慣れしてないと戸惑いそう)のですが、後半に向けてどんどん謎の難易度が上がり、最後の方は手応え十分な謎でした。特に終盤はきついと思います。
    とはいえ、ヒントが親切ですし、最悪答えを見ることもできますので、「やってみたけど全然解けなくて放り投げた」ということはないかと。

  • 最大の難関は、土日の池袋の混雑です。
    特に、カフェ関係の空きのなさは壊滅的です。何故か池袋は、カフェの絶対数が繁華街としては少なめなのですが、その要素がヌリカベさんのごとく立ちはだかってきます。
    土地勘がない人は、ここもキツい要素ですね。ぱっと目に付くカフェは、ほぼ全部長蛇の列になってるので……。店を選ぶとかいう贅沢は不可能に思える。
    平日にプレイできる人は、平日の方がいいかも知れません。ただNoEscapeさんは水曜定休です。

  • ストーリーは、ほのぼのしつつも切なさをにじませたハートウォーミング系です。タカラッシュさんの「クマが珈琲を飲む理由」が好きな人は、こちらもグッと来ると思います。

 ハートフルなストーリーになじみのある池袋という場所、さらに登場するのが鳥ばかりという、私の趣向にぴったりの(笑)謎解きでした。
 個人的なスケジュールの都合で二日に分けてプレイしましたが、一日でクリアすることは十分可能と思います。ただしボリュームは満点なのと、前述の通り混雑というコントロールできない要素も絡んでくるので、余裕を持ってスケジュールしてくださいね。
 私は時間制限のない周遊型しか基本遊ばないので、NoEscapeさんのメインコンテンツにはなかなか手が出せないのですが、もし別の周遊型タイトルが出たらぜひ遊んでみようと思える作品でした。堪能しました!

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