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『鉄道探偵と0.3カラットの分岐点』クリアしました

 やはり最後の工作が醍醐味である。

 こちらも恒例の、京王・都営地下鉄周遊型謎解き「鉄道探偵シリーズ」、今年度は無事開催されました。という訳で年末年始に行ってきましたよ。謎製作はもちろん、このシリーズをはじめ名作周遊謎解きを作り続けるタカラッシュさん

 京王編・都営地下鉄編の2コースがあり、二つともクリアすると最後にエクストラ編にチャレンジできるという仕組み。ここ数年はこのパターンで定着していますね。
 初期の頃は、京王都営双方にまたがった移動も多かったのですが、それはそれでクリアまで長丁場になるので、こうして分割した方が参加しやすい人も多いかと思います。
 気合いを入れれば1日で両方クリアすることもできそうですが……まあ寒い時期ですし、無理しなくてもよいかと(笑)。

  • ストーリーは安心して楽しめる、いつもの鉄道探偵です。今回はシリーズの中でもかなりほのぼの路線。
    と言いつつ、小さい子どもをお持ちの方はハラハラするような内容かも知れない(笑)。謎が解ければハッピーエンドですのでご安心を。

  • 基本的にルートは1本、エンドも1つだけです。「途中のアレを忘れて報告するとマズイのでは!?」みたいな不安はないので、心置きなく目の前の謎に集中しましょう。
    あ、ストーリーとして伏線を覚えておくのは、もちろん楽しみとしてオススメですよ! 後で「やっぱこれがこうなるのか〜〜〜〜!」と同行者にドヤ顔できます。(いつもやって同行の連れ合いに「はいはい」と言われる人)

  • 謎の難易度は……今回かなりマイルドです。謎解き慣れしている人ならば、ノーヒントで突破できます。人の心の隙をつくような意地の悪い謎や理不尽タイプの問題はないので、ちゃんと考えれば解けます。落ち着いてやれば大丈夫だ!
    逆に言えば、手強い謎とがっぷり四つに組んで戦いたい!という人には、正直ちょっと物足りないかも知れません。

  • 平たい場所がないと解けないタイプの謎は少ないので、その点も解きやすいです。エクストラ編は工作があるので、工作好きはそこまで我慢だ。

  • 京王編と都営編の謎、別々の事件だったはずの二つの話が交錯するのがエクストラ編なのですが……ぶっちゃけ、「え、どこでこれがこうなったの?」という謎は残ったままでした(笑)。ストーリーの骨格はちゃんとしているのでよいのですが、起こった事象がどこでどうなって結果につながったのか、ちょっとあやふやなところがあります。まあ、謎の本題ではないのでいいっちゃいいんですが。

  • 私の場合は、京王編にだいたい4時間弱、都営編に3時間弱、これはほぼ移動時間と思ってもらっていいです。エクストラは自宅に帰って1時間弱かな。

 今回、謎の難易度としては手軽にできる感じなので、謎解き慣れてません!初心者です!周遊謎解き初めて!という人でも、ヒントを見ながら楽しくクリアできると思います。
 今回はあまり長時間歩くところがなかったので、寒い日でもプレイしやすいのも利点ですね。
 開催期間は2月12日までなので、まだ未プレイの方はお早めにどうぞ。


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