新年書くチャレンジDay10 「今年はどんな自分になっていたい?」 〜「私なんか」より「私だって」
ようやく「新年書くチャレンジ」も最終回となった。元旦から始めたのに気がつけばDay10となっているし、カレンダーも1月下旬である。
だいぶのんびり新年書くチャレンジを続けていたが、この約1ヶ月でSHE likesが主催するオンラインのイベントや、目標設定ワークショップなどに参加して、自分ができるようになりたい事、やりたい事、なりたい自分像を掘り下げていくことができた。
なので、このタイミングで最終回の「ことしはどんな自分になっていたい?」と考えるのは良いタイミングなのだと思う。
「私だって」と言える自分
ちょいちょい登場するネガティブ発言で申し訳ないとは思うが、私は自分のことが嫌いだった。
以前ある人から「お前は人生に役に立つことが何もできない」「お前と一緒にいても楽しくない」と言われ、その後も面と向かって悪口言われ放題になった。
流石にショックだった〜!笑
今なら「うるせー!私もあんたと一緒だと全然楽しくないわーーーっ!」くらい言ってやれるけど、約30年生きてきて初めてそんなこと言われたもんだから、ショックすぎて完全にそのお言葉を丸呑み。カービイか。
ちなみに何でそんなこと言われたのか、事の発端は私がオセロが弱すぎるからである。
くだらない、くだらなさすぎる。
くだらないと頭で分かっていても、心は傷ついて、どうせ私は何もできないから、私といても楽しくないからと、いい歳こいた大人の女が今にもカビ生えてくるんじゃないかくらい落ち込んでいた。
でも「私なんて」を繰り返している人生の何とつまらないことか。
私がSHE likesに入会した理由の一つは「私なんて」が禁句になっていたからだ。
大好きな漫画の1つ、『花より男子』で失恋した主人公の親友が「あたしなんて」と言って泣いてるところにF4の一人が彼女にこう言った。
「ああ その言葉はだめだよ。それはナシ!
そんな男のために自分を卑下することはない。
『あたしなんか』じゃなくて『あたしだって』をつかおうよ。
『あたしだって負けないかわいいところがある』
『あたしだってこれからきれいになってやる』
この言葉の方が絶対女の子をかわいくすると思わない?」
(©️神尾葉子)
…君が二次元の世界に留まってくれて良かった!!!
どんな場面でも自分を卑下し始めたら無限ループにはまっていく。頑張ってる人や、結果を出した人を見ると落ち込む。まさに泥沼。
私ダメだなぁ、私なんか…って思い始めたら、上を向いて「私だってできるし、やってやるし」くらい言えるようになりたい。
正しく「嫉妬」できる私
そうは言ってもすごい人や頑張ってる人を見ると確かに落ち込むのだ。
この落ち込むという感覚って、「すごいなぁ、私もあれくらいできたらなぁ」とある種の嫉妬であると先日学んだ。
noteにしろ、デザインバナーにしろ、自分が思いつかなかったような表現、デザイン、言葉選びを目の当たりにすると、上述したように「私なんてダメだ」とどこまでも落ち込んでいく。
落ち込んでいく自分が怖くてなかなか他の人の作品を見ることができないでいた。
先日受講した「言葉の磨き方講座」に登壇されていた博報堂のコピーライターの方が、「すごいコピーを見るとめちゃくちゃ嫉妬する。私もあんなの書けるようになりたい!って思う」、そして「嫉妬は原動力」と仰っていた。
嫉妬って人間が必ず持っている感情で、決して悪い感情じゃない。
その感情を自分でどうコントロールするかが問題なのだ。
嫉妬心に負けて自分を追い込むのではなく、嫉妬心で自分を奮い立たせられるようになろう。
「好き」と「憧れ」は素直に言う
どういうわけか「好き」なものを隠してしまう傾向がある。
こんなこと言ったら引かれちゃうんじゃないかな…と思って、なかなか「好き!」「めちゃくちゃハマってる!」とかが言えないのだ。
昔っから漫画アニメ好きの歴女で、付き合いの長い人には歴史上の推しメン追っかけて海外一人旅に出たり、推しキャラのアクスタを気づいたら並べてしまっているとか公言しているが、
ひとたびこんなこと言ってもいいのかなと逡巡してしまうと、結局よくわからない中途半端なキャラクターに己をブランディングしてしまうのだ。
ただ好きなものを喋ってる時めちゃくちゃいい顔してるって言ってもらったことがあって、だったら「良い顔」の自分でいたいなぁと思う。
「好き」と「憧れ」は素直に言う
先日Twitterで、こんな文章が書けるライターになりたいと、神戸大学で「伝承文学」や「神話学」を研究されていて、雑誌AERAで「鬼滅の刃」のコラム連載をされている、憧れの植朗子さんのお名前を出させていただいた。
確かなキャラクターの分析と構成が非常に面白くて、連載を毎回楽しみにしている。
そんな方から自分のTweetに返信いただいて、すごくびっくりした。
嬉しくてついつい、いつも読んでること、あのキャラクターの分析の話が好きで泣きながら読んだとか自分の思いをさらにリプライしてしまった(笑)
好きも憧れも言葉にすると良いことがついてくる。
自分らしくもいられて、一挙両得じゃない?
一日一日を大切に
ここまで書いてきて、私結局「自分らしくいたいんだなぁ」と実感。
料理研究家の平野レミさんが、今年の新成人へのメッセージとして、こんな言葉を送っていた。
「人と比較をしないで自分は自分だと思って、一日一日を大切に過ごしましょう」
そうそう、結局自分は自分なんです。
それにコロナ禍でもまだ感染していないし、やりたいと思えることがあって、学べる場があるって十分幸せじゃない。
だから2022年はたくさん学んで、たくさん笑って、時々休んで、一日一日を大切に過ごす自分でいられたらいいな。
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