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32. ハープの物語は続く / The Harp Story Continues

⭐️バーバラ⭐️

ロバートと私は、北西部でのツアーへ持参するのに間に合うように、ハープが出来上がるのを期待していた。
ところが、12月、ロスがタラハシーから電話してきて、私たちの出発前にハープを間に合わせることはできない、と言ったのだった。
その朝、彼が瞑想中に聖霊に語りかけたところ、彼は聖霊から、私たちは今後、ハープなしではどこにも行くことはない、と言われたという。
彼は、小さいほうのハープをひとつ、私たちへの贈り物として送るつもりだ、ということを知らせるために電話してきたのだ!

私たちの出発の2日前、素敵な小ぶりのハープ「サレンダー」が届いた。
私たちが赴いたすべての場所において、会の始まりの瞑想のあいだ、ふたりで交互に彼女を奏で合った。
嬉しかったのは、ロバートが鉄琴を、私が小さなハープを奏でての合奏が、美しかったこと。
実のところ私たちは、6月にふたたびタラハシーで開かれた集会に赴くまで、大きなハープを手にすることはなかった。

「ソウルクリ」は美しかった。
私たちは、彼女のまわりをぐるぐると歩きまわって、おお、とか、ああ、とか言って感嘆したり、いくつかの弦を弾(はじ)いてみたりした。
デボラがソウルクリを少し奏でてみてくれたので、彼女(訳注:ソウルクリ)がどれほど愛らしい音色を響かせるかを聞くことができた。
その日は時間が過ぎても、私たちふたりのどちらにも、彼女を奏でてみようという気持ちが少しも起こらなかった!

それから3日が過ぎても、私たちはソウルクリのまわりを歩きまわり、彼女を称えては、手を伸ばしていくつか弦を弾(はじ)き、また歩きまわる、という以上のことは何もしていなかった。
4日目、私はこのあたらしいハープについて、聖霊とあらためて話し合った。
私は自分のやる気のなさを認め、私たちふたりとも、ハープを弾(ひ)けるようになろうとも思えないでいるのに、なぜハープを持つことになったのだろうと訝った。
もしかすると、私たちは旅先でハープを展示して、どこでそれを入手できるのかを人びとに伝え、そうすることでロスとデボラを援助することになっているのかもしれない。
そこでようやく私は、自分が受けとったそもそものガイダンスの、補足の部分を思い出した……このハープは、ロバートのものなのだった。

あの、ぐうたらめ! 
ロバートが「犯人」なのだ。
彼が、ハープを奏でるべき人物なのだ。
ロバートを叱りつけてやろうかと考えていた私は、聖霊が笑って、黙っていなさい、と言うのを聞いた。
私は言った。「オーケー、あなたがロバートにハープを奏でさせたいのだったら、あなたが彼にやる気を与えてくださいよ」
そうして、私はくつろぐことにした。
それから数分のうちに、私は、ロバートがソウルクリを持ち上げ、デボラのところへと持って行って、「どうやって弾けばいいのか、見せてくれる?」と言うのを聞いた。

ロバートは神がかったように演奏に熱中し始めた。
彼は指先が痛むまで弾き続け、それから、ほんの1時間かそこらの休憩をとるのだった。
指に水ぶくれができるまで弾いてしまえば、それが癒えるまでは演奏を完全に休まなければならなくなることが、彼にはわかっていたのだ。
聖霊がロバートに演奏したいという強い欲求を与えることで、練習することを容易にしてくれているということが、私たちふたりの目には明らかだった。
奇跡講座は、「一心に欲せられているものであれば難しくはない」と言っている。

たった4回のレッスンを受けただけで、私たちはタラハシーを出発したが、ロバートはすぐさま、あたらしく聖霊からもらったこの素敵な贈り物と、これまでのところ彼が習ったことを披露したい、と言い出した。
(私は、彼が習っているのがチューバでなかったことを、うれしく思った!)

まもなく私たちは、いっしょにハープを奏でることに喜びを見出した。
ほんとうに、重ね重ねありがとう、聖霊。
ロス、デボラ、私たちは、いつもあなた方に感謝してるわ。
ちなみに、私たちがハープを手にした最初の一年、ロスのもとには私たちのハープを見た人びとから、10件の注文が寄せられた。

私たちの開催するセミナーに、自分たちで奏でる音楽が加わってから数ヶ月のうちに、たくさんのやさしい方々から、ぜひとも演奏を録音するべきだと言っていただいた。
何だか私たちときたら、しょっちゅう、自分たちにできると思える範囲を超えたことをやっているような気がする。
音楽を演奏し始めてから、わずか一年後、私たちの最初のカセット『聖霊は歌う』が録音された。
聖霊が私たちに与えてくれた歌のひとつが言うように、「私の人生が、聖霊の手によって描かれる絵であってほしいと願っている」。アーメン!
何という大冒険かしら。

愛で繋がっている私たちの奇跡講座ファミリーの皆は、とても気前よくさまざまに貢献してくれた。
私たちは、2台のダルシマーと、バンブー・フルートとチベットのテンプル・ベルがいくつも入ったセットを1組、贈られた。
そのほかの楽器、ボウドプサルテリーや、リコーダー、シェイカーなどは、すべて、すばらしい兄弟たちからの愛と関心を通して寄せられたものだ。

一心に欲せられているものであれば難しくはない。

奇跡講座 T-6.V.B.8.7

⭐️   ⭐️   ⭐️

バーバラとロバートのハープ演奏のカセット録音を、どなたかがYouTubeに残してくださっています。

インターネットで検索しても、この翻訳の元となった小冊子以外にはほとんど何も痕跡の残っていない彼らふたりの演奏がいまYouTubeで聴けるのは、けっこう奇跡的なことのように感じます。

⭐️Harp Duet / ハープ・デュエット


⭐️Through Robert / ロバートを通して


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