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序文 / Preface

「神の平安が、
私のただひとつのゴールです。」

〜 奇跡講座の教えを生きる〜

バーバラ・ホフ・ヴァーレイ
ロバート・ヴァーレイ

⭐️    ⭐️    ⭐️

序 文

私が初めてバーバラ・ヴァーレイと「出会った」のは、1977年、郵便物を通してだった。

当時はバーバラ・ホフという名であった彼女が、版元である私たちの財団に、何セットもの「奇跡講座」(※訳注:初版当時、コースは3冊セットで販売されていた)を注文し始めたのだ。
それはまだコースが世に出てまもない頃で、コースの「スタディ・グループ」なるものがあることなど、まるで知らなかった私たちは、ほぼ毎月何セットもの注文をするなんて、この人はいったい何をしているのだろうと、ふしぎに思っていた。

彼女が本を注文する際に送ってきた手紙は、愛と平安に満ち満ちていたが、私がついに彼女とロバートに対面したとき、ふたりはバーバラの手紙が与える印象そのままを体現したような人たちであることが証明された。

何年ものあいだに渡り、バーバラとロバート・ヴァーレイの「ダヴ・モービル」(※訳注:ふたりが講演旅行に使っていた車につけた名前)は、カリフォルニアにいる私を不定期に訪れるよう導かれた。

人生をコースの教えに捧げたこのふたりの訪問は、毎回、無条件の愛を経験させてくれるものであった。
今日(こんにち)、多くの人びとがコースを勉強している。
しかしバーバラとロバートは、コースを生きていた!

「信頼」をもとに生きる彼らの人生を、コースがいかにして助けたかというこの回想は、インスパイアリングな記録である。

ふたりが共に生きる人生は、私のお気に入りのコースの一節を思い起こさせる。
その一節は、このようにして始まる。

私は、真に助けとなるためだけに、ここにいる。

1989年1月30日、
カリフォルニア州、ティブロンにて、

ロバート・スカッチ



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