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最近のディズニー映画はシナリオの説得力が甘いと講釈を垂れていたら次女に叱られました

私は子供の頃からディズニー映画をよく見ていた。リトルマーメイドから始まる黄金時代付近のVHSやレーザーディスクをお年玉で買っていたくらいの嗜みだ。もちろん今、Disney Plusも契約している。

娘らもDisneyフリークに育てるべく、赤子の頃から英才教育してきたのだけど、リモコン操作を覚えた娘らはワンアクションでアクセスできるネトフリとアマプラ。さらにYouTubeという圧倒的なキラーコンテンツにより、ディズニーは全く選ばれなくなってしまった。「たまには見ようよ」と誘っても「プリンセス、あんまり好きじゃないんだよね。」と長女に言われママはがっくり。

それでも、12月上旬に東京ディズニーリゾートで2日かけて遊んできたかいがあって、にわかに娘たちのディズニー熱が高まったらしい。シーの新しい水上ショーや、ランドの新しいパレードを見て「あのキャラはなんのキャラだったんだろう?」と興味を持って、一緒にディズニー映画を観てくれるようになった。

その流れで、久しぶりに映画館で観に行くことになった『Wish』。

映画が始まる前に短編があった(Disney Plusでも観れる

かつてのディズニー映画のキャラクターが勢揃い。悪役もちゃんと含まれてる。懐かしい顔ぶればかりでとても良かった。声優がよく集まったね。アナの声に違和感がなかったのは、ホッとしたけど、やっぱり悲しかった。

その後、本編に移ったのだけど。内容は…うん。正直そんなに…だったかもしれん。

王様に反旗を翻す歌に、王妃ノリノリで歌に加わったのはすごく面白かった。メインのうたの「…ない!」って溜める言い回しは家でも流行ってる。あと山ちゃんがまた吹き替えやってくれてた!

それくらい。ほんとどこでワクワクすればよかったんだろう。。と今でも思うくらい。

なんかねー、シナリオの作りが甘いんだよ。これはね、アナ雪の時も思ってた。すごく飛躍があるの。繋がりの説得力がないの。悪くいえば雑なんだよ。

そういえば、前述の短編にピクサーのキャラクターが一切出てこなかったのよ。「ディズニースタジオとピクサーって明確に区別しちゃうんだ。ハブっちゃうんだ。」と若干ショックだったんだけど、同時に気づいてしまったの。

ストーリーのシナリオが丁寧に作られてるな。と思えるのは大抵ピクサー映画なんだわ。

世界観に対する野暮なツッコミじゃないのよ。私は映画見る時になにも裏とか考えずに普通にポケ〜っと観てるタイプだから。その私ですらディズニー映画には違和感を感じるのよ。特にディズニー映画はキャラクターの気持ちの動きについていけないことが多い。「ええ!その行動、どうして突然?」みたいな。逆にピクサーはその行動にいたる気持ちの動きを割と丁寧に描いてると思う。

って事をね、車に乗ってる時につらつらと主人に向けて話してたら、後ろで私の下手な講釈を聞いていた次女(6)が「そんなに気に食わないなら、もう観なきゃいいじゃん。エルサも久しぶりに(ママが)観たい観たいって言ってたけど、もう観なくていいんだね?」と激詰めしてきて「偉そうな事言って、本当にすみませんでした。」と謝ることになったのでした。(子どもはちゃんと親の話、聞いていて、悪意を感じとってるので、本当に親は発言に気をつけないといけない。)

そうそう、最近観た映画はね

  • ライオンキング

  • アラジン

  • リメンバー・ミー

  • Mr.インクレディブル

  • インクレディブル・ファミリー

  • シュガーラッシュ

  • ズートピア

  • モアナ

とまあ、結構観てる。

中でも『リメンバー・ミー』が本当に良かった。号泣してしまった。 1回観たことあったんだけど一度目はそんなに泣いた記憶がなかったのに。昨年末に友人を亡くしたのもあって、いろいろ感じるところがあったのかもしれない。そして次女も泣いてた。東京ディズニーリゾート、ショーとかアトラクションでやたらに『リメンバー・ミー』推すのな。とか思ってたけど、これは推すわ。

ディズニー映画のなかでも、シュガーラッシュとズートピアは盛り上がるところもあってシナリオが練り込まれてる感じがあるんだけど、モアナはなぁ。。ひょっとしてミュージカルにするとダメなのかもしれんディズニー映画。

だけど歌はどれも好きです❤️

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