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大人とは自分の道を切り拓くもの-20歳になって思うこと

20歳になりました!
そして、高校をやめて上京して3年が経ちました。今回のnoteは今の10代に伝えたいこと(というか個人的に忘れたくないこと)、そして20歳という節目に、自分なりに出した「大人とは何か?」の答えを書いてみようと思います。

大人になって忘れたくないこと

僕自身、高校を中退したことに関して後悔は一切ない。

ただ、それは「ネット上の大人に流された」部分も大きいと思っている。TwitterやInstagram、tiktokなどSNSでは輝いている10代が多い。「芸能事務所に所属しています」「中学3年生で月収何百万円です」などなど。僕から見てもそういう人たちはやっぱり羨ましい。

まあ、ネット上の大人はこういう人たちを賞賛する。そしてさも「誰でもこうなれますよ」的なことを言ってくる。それに流されてもいい。もしかしたら成功するかもしれない。ただ失敗したとき大人はその責任は一切取らないことも覚えておいて欲しい。

僕が学校を辞めたのは、色々理由があるのだけれどホリエモンやキングコング西野さん、イケハヤさんに触発された部分も大きい。特にホリエモンやイケハヤさんが「学校は行かなくてもいい」などの発言をしていて、当時はそれが正論だと思っていた(し思いたかった)

もちろん、学校は行くべき論者、行かないべき論者、どっちでもいい論者など、人によって意見はあるから、ホリエモンやイケハヤさんが間違ってるとは思わない(けど、正しいとも思わない)

僕は今周囲の大人のおかげで何とか生きていられるけど、もし今生活できないようになっていても、ホリエモンやイケハヤさんは責任を取ってくれないのだ(ホリエモンやイケハヤさんが悪いというわけではない)

ちなみに、今の僕は学校に行った方がいいと思っている。それは「楽に生きる術を見つけられるから」。色んな道を歩む人がいるので一概にはいえないが、高校に行って大学に行って就職して、そこで生きるためのスキルを身に付けて、、、と歩むことができる。(就活中や、就職してからも様々な問題があるので本当にこれは一概には言えないが....)

高校中退した僕は、ぶっちゃけそんなルートは通れなかくて、特にきつかったのが、自分でスキルを身につけなければいけなかったこと。当時17.18歳だから周りと比べられて「18歳なのにすごい!」と言っていただけることが多く、そのギャップで「スキルはないけど、雇ってやるか」みたいな感じで雇ってもらった(仕事を貰えた)ことが多い。というか、そのケースが大半だと思う(そのおかげで今生きられていると実感している)

ちなみに、1番最初は自分でnoteに色々書いてて「ライターです!」と言い、偶然イベントで一緒になった人の会社でインターン的に働いた。懐かしい。

要は、会社に入ったらスキルを教えて貰える。そのスキルが今後も需要があるものであれば、フリーランスに転身しても、転職しても生きていける。一方で学校を辞めるとスキルは自分で身につけないといけないし、助けてくれる大人がいないと割と積みゲーになる。これは結構運要素強いのでホントにオススメしない。(なお、親からの援助を受けられる場合はこの方法をとってもきつくないと思います)

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そもそも大人とは一体全体何ですか?

面積比の公式言えますか 
子供の時の夢は言えますか
その夢すら溝に捨てたのは 
おい誰なんだよ 
もう知ってんだろ
いつになりゃ大人になれますか 
そもそも大人とは一体全体何ですか
どなたに伺えばいいんですか 
おいどうすんだよ 
もうどうだっていいや
(Neru feat. 鏡音リン「ロストワンの号哭」)

これは僕が好きな「ロストワンの号哭」という曲の歌詞の一部だ。18歳頃からずっと「大人とは一体全体何なのか?」という問いと向き合ってきた。いや、向き合わざるを得なかったと思う。

太宰治は「大人とは裏切られた青年の姿である」という言葉を残している。確かに、僕はこれまで色んな大人に裏切られてきた。だけど、それよりも多くの大人に助けられてきたし、数は少ないけど、信用できるような大人にも出会うことができた。

この記事で書いた今井さんはその1人である。

上京してからたくさんの大人たちにであってきた。その大人たちは育った環境、好きな人、物事に関する考え方がそれぞれ違う。だから「大人とは何か?」の答えがなかなか出せなかった。

20歳になったので頑張って答えを出したところ「大人とは自分で道を切り拓くもの」に一旦落ち着いた。子供は良くも悪くも運ゲー要素が強い。産まれた家庭環境や地域などがその最たる例だ。しかし、大人になるとそれを(子供の頃よりは遥かに簡単に)変えることができる。それが自分の人生に責任を持つということなのだろうけど。

20歳になった今でも、僕はこれを練習中だ。まだまだ大人になれていないと思う。だけど、いつか自分が目指す大人っぽい大人になれるように、日々少しづつ積み重ねていくしかない。その(ある意味辛い)日々を過ごせるのもまた大人の醍醐味だと思うから。

お寿司が食べたいです