それぞれの個性

「みんなちがってみんないい」

この言葉を初めて知ったのは、小学校1年生の時だっただろうか。
金子みすずさんの「私と小鳥と鈴と」の最後に出てくるこの一節。
それを10年以上経った今でも覚えているというのは不思議である。

僕は記憶力があまりいい方ではなく、情報のアップデートをしないとすぐに頭から抜ける、そんな野郎である。

そんな僕が覚えている理由は幼いながらにして、この言葉は最強だな、と思っていたからだと今になって思う。

いろんな人の考え方があるし、いろんな人の見方がある。

それぞれが得意なことをやっていけば、世界は少しだけいい方向に傾くと思う。

とこの一節では言いたかったのではないだろうか。

例えばmillieuのこの記事

の後日談の最所さんのnoteにこんなことが書いてあった。

さらに、何度も修正のやりとりをしていたとき、
「毎回これだけ1つの記事に全力投球できるって、本当に尊敬します」
という私のメッセージに返ってきた言葉は、
「私は、1本の記事に全力をかけて250点をとりたい人だから。」
私はしおたんさんとは真逆で、70点を毎日積み重ねていきたいタイプです。

よく冗談で「私のnoteは工業製品だから」と話すのですが、同じ品質のものを安定して供給しつづけることを意識して毎日淡々と書いています。

どちらが良い悪いの話ではなく、どちらも自分にあったことをやっているのがすごい良いなと思った。

僕は今、それを模索中だ。

自分にあったことはなんなのか、それは体験しないとできないこと。

だから、今3日間だけど、こうして毎日noteを書いている。

もうすでに、書かないといけないという気持ちに駆られている。

それはとてもいいことだ。そういう感情で書き始めるけど、書き始めると楽しくなっていくから。

以前、こんなnoteを書いた。

僕は「続ける」ということが苦手で、何回も「毎日更新」を挫折してきた。

だけど、ハードルを下げることによって、気楽にできている気がする。

毎日更新ができなかった頃は「みんなと同じくらいの文字数で書かないと」と頭の中の何処かで思っていて、書き終えると「文字数少ないな....」と何処かで思ってしまい、それで書くのが億劫になっていた。

でも、今では「手軽にサクッと読めるnoteがあってもいいんじゃないか?」という考え方になり、短くするの全然ありじゃん!! と思っている。


これから、何日noteの毎日更新が続くのか、自分でも楽しみだ。

お寿司が食べたいです