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2023.12月 蟹座満月

12月蟹座満月を迎える時間
2023年12月27日(水) 9:33
※ボイドタイム: 12/27日(水)0:15 ~ 12/27日(水)0:16

 今回の蟹座満月のテーマは「自分のこだわりを手放してみよう!」

 前回の新月は、多くの星が後押しをしてくれているような、かなり勢いのある星回りでした。大きく取り上げた「金星に位置する蠍座」では、しっかりと自分と向き合うことで、自分の楽しみを追求していく、自分を含めた仲間と一緒に盛り上がっていくことをオススメしました。さて、今回はこの蠍座の金星と角度を取るのが、牡牛座に存在する天王星になります。180度のオポジションを形成しており、変化に対して、やや難航気味といったところでしょうか?
 しかしながら、その他の天体(冥王星や海王星)が緩やかな角度を形成することで、「変化」への抵抗が少し落ち着きます。蠍座はこだわりが強い星座です。どこまでも深く追求し、最終的には「融合」を目指しますが、それは今っぽくありません。今は必要とされないのです。今は、他者と距離を上手に取りながら、自分らしさを追求し、自分にとって本当に大切なものを見極めて、しっかりと自分のものにしていく。これが現代流です。そのために、本来、一人称が苦手な蠍座に金星が配置し、他者と距離をうまーく取りながら、自分らしさを追求した前回の新月の流れに乗っていきましょう。
 とことん自分と向き合って(ここは蠍座の得意分野です。)、自分の心地良さを優先的に考え、そこまで掘り下げた結果、不要に感じたものは思い切って手放したり、考え方を変えてみるのも良いかもしれません。その後押しをしているのが、冥王星や海王星の配置です。特に、海王星はスピリチュアリティの象徴ですので、自分の固定観念を手放して、自分の枠を超えた大きな価値観へ統合していくことが促されているように感じます。

サビアンシンボルは「列車に破壊された自動車」

 満月のサビアンシンボルも、また自我(自動車)を壊して、集団(列車)に吸収されることで、新たな自分を知るといった意味の角度です。
 ここで蟹座の新月を思い返してみると、「人生を本気で楽しむか否か」といったテーマでヨード(神の手)と言われる特別な配置図になっていました。この時のサビアンシンボルは「右肩越しに投げた影」とあり、何かを終わらせ始める、新たな局面と言われていましたが、今回はその更なるステップを超えた本質的な自分と向き合っているように感じました。
 私の新月の願い事には、パートナーシップの考え方や自分軸の構築、仕事の仕方などが書かれていましたが、今見返すと、パートナーとの関係や在り方そのものについて、深く考えさせられたり、まだ仕事と言えるほどではありませんが、仕事≠会社員という、これまでの常識は一変し、精神的にも経済的にも「自立」という問題に直面させられているように感じたからです。
 時期を見据えた大きな目標や人生プランなども所詮、自分の中で作り上げているだけのもので、それらを手放すことで、今本当に自分がやりたいことがぼんやりと見えてきているようにも感じます。

理想と現実とのギャップに注意!

 人生の目的を表す太陽が山羊座に、行動を表す火星とそのための情報を司る水星が寄り添いながら、お互いのパワーを強め合った配置になっています。社会的な成功や実現化に向けて、強い信念や目標を達成しようという意欲が漲っているようです。しかし、問題点は水星と火星が魚座の海王星とスクエアの配置になっていることです。さらに、水星は逆行中。勢いは良いのに、理想と現実とのギャップに悩まされやすいのです。
 この問題を解決するには、自分の考え方や捉え方を変えるか、実際に環境等の外側の事実を変えるか、二つに一つです。そこで、登場するのは、しつこいようですが、蠍座の金星が鍵になっている、と睨んでいます。敢えて、この理想と現実のギャップを具体的にした上で、とことん自分と向き合いながら一つずつ精査していく、そんな時期なのかもしれませんね。






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