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海外在住ライターになるコツ note

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私のウェッブサイト内にあるブログ「海外在住ライターになるコツ教えます」へのアクセスが多いので、noteでも公開します。どうやってスキルアップしたらよいかなど、経験をもとに書いたヒ… もっと読む
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#ライティングの基本

ほかのライターと比べて、落ち込まない

ライターの仕事に限らず、どんな仕事をしていてもだと思いますが、人と比べて「その人は自分より優れている。羨ましい」と感じることは、スキルアップを妨げることになるかもしれません。 その人のようになろうとイメージして努力するならよいですが、羨ましい、悔しいという感情を抱えていることは自分を卑下しているともいえます。 私も、あの人はたくさん執筆していていいなとか、著名媒体に寄稿していて羨ましいと思ったことはあります。でも、チャンスは平等にあると思って、とにかく書き続けてきました。

先輩ライターや編集者の力を借りて、腕を上げる

ライターは、政治経済、環境、カルチャー、旅行、美容など、得意な執筆分野をもっているものです。その分野を極めていくことは素晴らしいと思います。 私は、社会現象、ユニークなビジネス、文化の分野を中心に情報を集めて執筆しています。 フリーランスで執筆を始めたころは、海外の教育関係のネタ(教育制度、学校の様子、子どもたちの間で見られる現象など)についてよく書いていました。フリーランスなら、セールスポイントがないと仕事が入ってこないからです。大学・大学院の専攻が教育学だったので、こ

原稿を客観的に見る方法―――書いて一晩おく、印刷する

原稿を書き上げたら、一晩おいて翌日に新鮮な目で読みましょう、とは、よく言われることです。これは私も実践しています。 原稿を客観的に眺めてみることが、どうしても必要だからです。 執筆しているときは、文章をまとめることに集中しています。すると、自分ではよいと思って書いたのが、文章の流れが悪い箇所があったり、独りよがりになっている箇所があったりすることに気づきます。 誤字・脱字も、書いた直後は気づかなかったのに時間をおくと見えるのです。 雑誌やサイトの記事ですから、わかりや

書き言葉で表現して、伝えたいから

私は、小さいころから本を読むのが好きでした。(大人向けの)新聞を読むのは、中学生の後半から始めました。新聞は面白い!といつも思っていました。 詩を書くのが好きで、学校の課題として出された作文も好きでした。 東京で編集の仕事に就いたのは、本当によい経験でした。スイスで共同通信に貢献できたことも、本当によい縁だったと思っています。 人があまり知らないことを見つけて、書いて伝えるのは、私にとっては喜びです。 音楽家が声や楽器を使って音楽で感情や光景を表現するように、私は、