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[立春]魚氷に上る

風景が浮かびそうな句
少しづつ溶けていく薄氷が割れていって
魚たちが元気よく飛び跳ねる
季節の節目はいつも
ドキドキする風景に出会えます

里山でも
山菜を探しにうろうろする人も
先日は少し早いふきのとうを
手に入れました

春は苦味
冬に溜まったものをデトックスする力が
元来人間にはそわっていて
自然の原理そのものなんですよね
わたしたちも自然も宇宙も
なにもかも共通するシステムを持っている

最近からづっと思っていることの一つ
わたしたちの元来持っている
免疫力、生命力、エネルギー
これらの見えない力をもっと
わたしたち自身が信じて
命を守ってあげれば
あれもしなきゃ、これもしなきゃ、の
プラスの発想から
本来持っている力を復活させる
マイナスの発想に
大きく切り替わる時代が来ているのではないかと

その発想の芽を育てるには
まず数字で動く発想を
捨ててみる
数字というのは
時間、お金、年齢
時間を守らないということではなくて
数字はときには便利な面もあるから
うまく活用する
数字の奴隷になることから
解放されること
そもそも
わたしたちのこれらの概念は
義務教育の中で
植え付けられてしまったのかな


ふだんのわたしたちは
○時に会社につくには
起きる時間が○時で
食事の時間が○時で
から始まる一日で

そして
あの人の稼ぎはこれだけだとか
この人の仕事はあれだから
稼ぎがなく駄目だとか
月収はこんだけだから
買えるものはほとんどないとか

もうこの年だから冒険できないとか

まず自分の大切な大切な人生が
時間に支配されていないか
よく考えてみる

そしたら次に
自分の心地よいところの
感覚を味わってみる
違和感を感じること
あれ、おかしいなとおもう情報とか
でもみんながそう言うから、、
と思ってしていたこととか
手放してみる
そして
感じることにフォーカスしてみる

そこからうまれてくるものは
愛であったり
豊かさであったり
誰にも奪われない
不変なものが手に入るとおもう

これは精神論ではなく
ひとつの生き方

数字を捨てると入ってくるもの
それも風の時代のひとつではないかな

時代と時代は急には入れ替わらない
春夏秋冬の中の土用のように
転換期というものは必ずある
急に変わらないでよい
じわじわと
湧き出てくるものを大切にして
分裂していく想いを
楽しんでいけたらいいとおもう


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