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処暑 綿柎開(わたのはなしべひらく)

七十二候が好きなところのひとつは
詩をよむような
美しい言葉に出会うところです

綿柎開
(わたのはなしべひらく)
綿の木が萌果といわれる実をつけて
その実がこの時期にはじけて
コットンボールがあらわれる
少し涼しくなった風
秋の虫が鳴き始める音
弾ける綿の実の風景を想像し
今を味わう

心に静寂が流れます

いつもこんな安定をしていれば
問題ないのですが
まだまだ修行中なこころは
日々ざわつくことが多々あります

ひとはどうしても
自分の中の観念、価値観を使った瞬間
それが肯定的である
それが否定的である
と無意識の意識で決めています
 
これを
好奇心と驚きをもって
何かを選ぼうとするとき
肯定的な結果が出てきます

恐れから何かを退けようとするときには
否定的な解釈を選択しています
その結果
否定的なものを呼び寄せます

これが真の選択の自由ということ

何を引き寄せているのか?
それで未来を創るということ

事実は変わらない
でも在り方は変えられる
その在り方が
真実と近ければ近いほど
愛に溢れたひととなるということ

そこに近づくよう
今日もこころの旅を続ける
これが
生きるの連続かな


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