自分の人生に負荷をかけてみる

いつもしていることを
し続けていれば
いつも得ているものしか
得られない。

ジャック・キャンフィールド

人の上に立つ仕事を長く続けていると
誰にも怒られない、指摘もされないという環境がいつの間にかでき上がってしまいます。
休もうと思えば簡単に休めてしまうしやりたくない事や人とは関わらなくてもいい。

きっと誰しもがそうだと思うのですが、 子どもの頃はやりたくない事でも乗り越えないとその先に進めなかったはずなのに
大人になると嫌なことは選択しなければ避けて生きていくことができてしまいます。
その日、その瞬間の幸せに集中してしまえば、今この瞬間は幸せで。
でも本来大人であるならば、未来の自分を幸せにする選択をしなくてはいけない、のかもしれないです。

だからこそ今年は「苦手なことを敢えてやる」という目標を掲げて生きてみたいなと思いました。
逃げずに向き合ってみて自分の人生に少しだけ負荷をかけてみています。
人体実験でもあり、苦手な事も続けてみたら何かしら新しいものが見えて来るのではないのかなと期待も込めて。

苦手なことはたくさんあるのですがまずランニングをはじめました。
毎日車移動なので走ることも愚か歩くこともあまりない生活なので
ランニング中は楽しいと感じることはなく当たり前に辛いし苦しいです。
スケジュール的にも体調的にも週２、３回が限界ですが
自分のペースで取り敢えず２月いっぱいは続けてみようかなと思います。

今の自分ではどれだけ頑張っても理想には追いつけなくて苦しいです。
でもコンプレックスは自分だけのものだから
他人には治せないし誰かに理解も求めない。
克服するには自分が自分を受け入れて肯定してあげるしかないのです。
小さい頃から自己肯定感の低さと闘ってきて
やっと大人になって自分の居場所がみつけられました。
私の場合は、仕事で(社会にでて)認められることでした。

大人になってからは暇さえあればずっと勉強と仕事をしてきました。
私はもともとなんでもできる人間ではなく、できるようになるまで絶対やり遂げるだけだと思っています。
浅く広くの性格なので目標を達成したら辞めてしまう癖もありますが。
性格的には熱しやすくて冷めやすいタイプ。
数年前は自動車販売会社の経営をしていて
はじめはトヨタとスズキの違いも分からない所からはじまり
デザイン会社もイラレをダウンロードするレベルからはじまりました。
死ぬ気で勉強して努力すれば世の中だいたいのことはできるはず！だと思って生きているので
まだ挑戦したことのない仕事も今年はたくさんこなせるように頑張りたいです。
ただこれは無防備にチャレンジをしているわけではなくきちんと準備をしてから行うのがセオリーです。
ギャンブルと挑戦は違います。
バンジージャンプをするのに紐をつけないで飛ぶのはチャレンジとは言いません。
ギャンブルは賭けであってビギナーズラックのように知識がなくても運だけで勝てる可能性は十二分にあります。
しかし挑戦は、しっかりと準備をした上でトライしないと勝てません。
この２つは似ているけれど本質は全然違うもので結果も変わってきます。

そして「できる」にも二種類あると思うのです。
例えば、「泳ぐことができる」という人には二種類いて
①プールで泳げる
②海で泳げる
この２つでは全く覚悟が違うのです。
自信を持って命がけで臨むことがわたしの中での「できる」でありプロとしてのプライドです。

今年に入って大きな夢を叶える為の準備を始めました。
これは決して一人では出来ないことです。
信じてくれている人を裏切ることなく、まだ見た事もない景色を見て見たいです。

夢の実現は短距離走ではなくマラソンに似ていると思います。
一番速くゴールすることだけが勝ち(価値)ではないと思います。
寄り道をしても遠回りをしても
熱量と努力と少しの勇気があれば
必ず叶うと信じています。

Song of the week

GILLE/Try Again
歌詞