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夢をみた

車を運転していた。
目指すのは、あの富士山と思しき山の方角であるが、果たしてこんな場所から富士山はあのように見えるのか、疑問である。

私のいる場所と富士山の間には、瀬戸内海か九十九島のように、美しい小島が点々と浮かぶ内海がある。
さて、どのようにあちらへ行こうか、ととにかく道を進んでいくと
いつのまにか、賑やかな温泉街の門に突っ込んでいる。朱色が印象的な道である。

次の瞬間、私はその温泉街のどこかの宿に上がっている。靴を何処かで脱いだのだが、覚えていない。
その宿は、広大で、庭も広く、客層もバラバラだ。水を買おうとすると、水はビニール袋に入って売られていた。取り敢えず、大きな袋を3つ買って両手に持って歩く。歩きながらビニール袋に穴を開けて水を飲んだ。

そろそろ車に戻って出発したい。が、出口がわからない。私は靴を脱いだ場所を探すが、見つからない。世界の4大知性だという外国人の男性四人が並んで座っている。私は、まるで知り合いのように、出口まで案内してほしいと頼む。彼らは快く案内してくれたが、そこにも私の靴はなく、途方に暮れる。

地下に降りてみると、そこは、「ワコールの世界」であり、迷路のように入り組んだたくさんのお店が、全部女性用の下着を陳列している。
その片隅に外に出る扉を見つけ、出てみると、

そこは猛獣動物園の餌やり場で、危ない!と注意される。今の扉を開けてみると、
そこはもといたワコールの世界だった。

仕方なくワコールの迷路を彷徨う。
そうこうしていると、トイレに行きたくなり、
とても豪華なトイレに入る。
個室が幾つかある。和式ではないタイプのトイレは、初めてみるような大きな最新式のものらしく、バスタブかベッドに似ている。
どう使ってよいか分からずボタンを押すと、
ウォシュレットの水がいきなり狂ったように、個室中を洗ってやれやれと思う。

・・・・

起きた時に、複雑な気持ちがした。
靴が見つからない心もとなさ。行き先は決めていても、道がわからない心もとなさ。
4大知性って誰やねん。

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