竹は、揺れている。
さときです。
普段は広告屋しつつ
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飲食店を経営していたりします。
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IKO+(イコタス)
noteはラフに、楽に書いてます。
今日は大学生の頃のお話をしようと思います。
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竹は、揺れている。
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大学時代、稲荷大社のすぐそばに住んでいました。
家の前の道をまっすぐ歩けば、稲荷大社の境内に着く。
そんな立地。神社仏閣大好きマンなので最高でした。4年間ありがとう。
そんな当時のお話。
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お気に入りの「切り株」
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大学のお昼休みに時々、稲荷大社に行ってました。
そしてお気に入りの「切り株」に座って、パンを食べる。
揺れている竹を眺める。それだけです。
稲荷大社は山自体が御神体みたいな感じなので、観光客が多いところもあれば、ほとんど人が居ないようなところもあります。
僕のお気に入りの「切り株」はあまり人が来ないところでした。
(時々迷い込んだ人は、僕をみると、気まずそうに立ち去っていってました。照)
当時の僕「竹、揺れてる。かっこいい」
と思っていました。ちなみに今でも思っています。
竹は生えてから(生まれてから)ずっと同じ場所にいる。
それなのにぐんぐん大きくなって5m以上の長さがあったりする。
そして何をしているかといえば、風に吹かれてただ揺れている。
もう、かっこよすぎです。(伝われ)
そして、竹はただ揺れているだけなのに、なんだか楽しそうに見えました。
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「竹になりたい」
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僕から見た竹は
竹「風やばい。気持ちよすぎ。まじチル」
とめっちゃ気持ちよさそうに、揺れていました
当時の僕「竹になりたい」
何度か、そう思いました。
余談ですが、幼稚園の頃の夢は、「おたまじゃくし」でした。
全く動かず、ただ風に吹かれて揺らているだけの、竹。
切り株に座って、パンをかじりながら、竹を見る、大学生。
クセが強めです。
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思考に詰まったときには、よくその「切り株」にいきました。
少し大きめに呼吸をして、揺れる竹を見つめる。
それが、思考整理のパターンでした。
ぶっちゃけ竹が喜んでいたのか、悲しんでいたのか、そもそも何も感じていなかったのかなんてわかりません。
でも何となく僕は「あ、喜んでそうだな」と感じていました。
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きっと今も、竹は揺れている。
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風が吹いて竹が揺れるように、
人間もいきていると「揺れる」ことが、ある。
いい「風」かもしれないし、あまり良くない「風」かもしれない。
どちらにしろ、「揺れる」ことがある。
自分や、周りの人が「揺れている」時に、
「素敵な揺れだね」と感じれる、言える人で、在りたいな。
きっと今も、竹は揺れている。
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