3/17中国入国Day3 帰宅
中国入国2日目は自宅に帰ることができず、3日目を迎えました。さすがに今日は自宅に帰らせてもらえるでしょうか。。
8:05 まだ就寝中、部屋の電話が鳴ります。急いで電話をとると、8時半に迎えがくるから急いで用意してと。
えー、めっちゃ急!!とは思いつつ、急いで帰る用意を始めました。前日にだいたいは片付けていたのでなんとかすぐ片付きそうです。
それからほんの5分後、今度はケータイが鳴ります。8時半に迎えに行くから用意して下に降りてと。
わかってるわ!今用意してるわ!!と心では思いつつ、素直にわかりましたと返事をします。
8:20 用意が整ったので部屋を出ます。すると廊下には
そうです、もうそろそろ8時半になるところで、前日同様朝ごはん、水、ティッシュ等が用意されてました。ですが、僕はもうホテルを出なければなので、残念ながらこれはそのままにしました。3食しっかり時間通りに用意してくれるホテルにはほんと感謝です。
ロビーに降りて、部屋のカードキーと借りていた体温計を返却します。返却時、どちらもアルコールが浸してあるあの打包(持ち帰り)とか外卖(デリバリー)で見る容器に入れます。
カードキーを返してチェックアウトとなるわけですが、特に何も言われないということは、ホテル宿泊2泊分は無料ということになります。ちょっとホッとしました。
これ、中国人だろうが、僕のような外国人だろうが、中国に戻ってから1泊ないし2泊の宿泊になってるわけですが、これを全部負担してまで、感染を防ごうとしている中国にある意味頭が下がります。この費用相当かかっているのではないかと。。
8:30 迎えを待ちます。
僕を迎えにきた風な感じの人達。基本防護服です。
迎えの車がきました。ドライバーさんがちょっとそこで待っててと。ドライバーさんも防護服を着始めます。
8:55 車に乗ります。
防護服に身を包むドライバーさんと、前には先導車。
そして僕の座っているシートにはビニールが張られています。
すごい徹底ぶりです。
車内ではドライバーさんが世間話をしてきました。
ド「日本人?日本からきたの?」
僕「そうだよ。」
ド「どういう仕事してるの?」
僕「貿易関係の仕事。」
ド「日本にも荷物出荷してたりするの?」
僕「日本に出荷してるよ。」
ド「自分運送業者やってて、日本にも出荷できるから良かったら使ってよ!」
僕「へ!?」
そう、その人は、普段運送業者だが、今こういう状況で人を運ぶ人手が足りてなく、手伝いにきているようでした。WeChatを交換しようと言われて、言われた番号で検索すると
確かに運送業者のようでした。こんな状況、こんなタイミングで営業されるとは・・・これだから中国はやめれません笑
9:20 自宅前到着。先に着いていたと思われる社区居委会の方々5人ほどがいました。
部屋まで行き、説明がなされます。
・14日間の隔離(入国2日目3/16から起算、3/29まで)
・隔離中は一切の外出禁止
・午前中にスタッフが検温にくる、午後は自分で検温
・食材の買い物は言えば代わりに買ってきてくれる
等々の説明があり、部屋の前の壁にこれを貼られました。
部屋の前に貼られて、ご近所さんに対する隔離されてる感は半端ないです。
あと外出したらわかるようになっているセンサーもドアに取り付けられました。
ドアを開けちゃいけないと思い、デリバリー呼んだときとかどうやって受け取ったらいいの?って聞いたら、開けて受けとったらいいじゃんって笑われました。なので、どのくらい開け閉めをするとセンサーが反応するのか未知数です。。
諸々説明したあとこの袋を渡されました。
中には
マスク
コロナウイルス予防の冊子
検温の記録をする紙
またしても水銀タイプの体温計です。
最後、社区居委会の人に検温されました。
36.4℃
中国に入ってから、何度か対人で検温をされましたが、全て非接触タイプの体温計。子供ができたときに体温計買おうと思っていろいろ見たけど、あのタイプの体温計は結構お値段がしたはず。。。
9:40 解放。みなさんお帰りになられ、僕は晴れて解放となったわけです。このときの達成感と言ったら。。。靴も脱がずにすぐ妻に電話しました。
2ヶ月ぶりの帰宅、ずっと空けていた部屋の掃除、持ち帰ってきた荷物の片付け、やることは山積み。
家に水もなかったので、先日と同じコーヒーをデリバリーします。
デリバリーの人が着いて、ドアの前に置いておくよと連絡があったので、ドアを開けて届いたコーヒーを受け取ります。
そのときに、ドアに取り付けられたセンサーがどのようなものなのかが気になったのでちょっと見て見ました。
ドアをガチャンと閉めて、へーこんな感じなのか・・・
と、部屋に戻ろうと思ったら
やべっ!!!!!!
鍵を持って出てないので開けることができません笑
無駄に自分で自分を閉め出してしまいました。
開放感から完全に浮かれてましたね。。
WeChatに入っている鍵屋に連絡をしたらすぐきて、一瞬で開けてくれました。
150元。。。
ケータイを持ってただけ良かったというか、不幸中の幸いですね。。。
そんなわけで、中国入国3日目にして自宅に帰ることができ、巷で言われている通り、14日間の隔離生活が始まりました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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