3/16中国入国Day2 検査の結果やいかに
3/15に中国に入国後、指定のホテルに移動し、その日はそのままそのホテルに宿泊、2日目を迎えました。2日目の様子を記させていただきます。
今日何よりも気になっているのは、検査の結果もそうだが、それ以上に自宅に帰れるのかどうか。14日間の隔離はもちろん覚悟の上で中国に戻ってきてはいるが、ホテルではなく自宅に戻りたい。。
8:30 前日のグループチャット内で説明のあったように、朝食の用意があるのかどうか部屋のドアを開けて廊下を確認。
ありました、朝食らしきものに、水2本(もともと部屋にも2本水があったので、現在所持計4本)、と黒い袋。
黒い袋にはありがたいことにティッシュとトイレットペーパーが1個ずつ入ってました。あとゴミ袋も。
朝ご飯の内容は・・
中国に住んだことのある人ならわかるかと思います。
「THE中国の朝ご飯」
です。
お粥にゆで卵、中華まんはチャーシューまんでした。
あと一個、パッと見何かわからない薄茶色いカタマリ。
見た感じだと「马蹄糕」(日本語だとクワイケーキと言うんですかね?)かなと思って顔を近づけてみると生姜の香り。もう食べてみないと何かわからないので食べてみたら、そのまま生姜味のゼラチン状のケーキ?でした。
あとで百度(中国の検索エンジン)で調べてみたら、恐らく「生姜糕」と言うやつっぽいです。
中国に数年住んでますが、初めて食べました。
9:45 朝食後、いつ帰宅になってもいいように荷物をまとめていたらケータイに電話がきました。発信の番号は(020)から始まる固定電話。
電話に出ると男性の方が、佐藤さんですか?と、明らかに関係者感。
正直その電話口では正確にはわからなかったのですが、恐らくその人は僕の住んでいる街道(区をさらに区切った地域単位)の社区居委会(街道を管理しているところ)の担当の人のようでした。
その人の説明によると、前日の検査結果が出て、陰性であった場合、二つの選択肢があると。
一つはそのままホテルで隔離。
二つめは条件が満たされていれば、自宅に戻って隔離。
その肝心な条件の概要は、部屋の間取りや広さ等を聞かれて、トイレは自分だけが使うものなのか、何人で住むのかというような内容でした。
僕の場合、トイレはもちろん部屋にあるものなので、使うのは自分だけ、そして今回は自分1人だけ中国に戻ってきたので、1人で住むという旨を伝えました。
そしてその人は僕の希望を聞いてきました、ホテルで隔離がいいか、自宅に戻ったとしても外出は一切できないけど自宅に戻って隔離がいいかと。
僕はもちろん迷わず、外出ができないのは承知の上で自宅で隔離がいいと伝えました。
その人は僕の返答を受け、まず前日の検査結果を待って、陰性であれば、自宅に戻る手配をしましょうと。
正直この時の電話はかなり嬉しかったです。間接的に聞いていた内容だと、僕の住んでいる小区(アパートみたいな)は、外から戻ったら別のところで14日間隔離されてからしか戻れないと聞いていたから。その情報もどこまで正確なのかわからなかったので、自宅に戻れることを切に望んでいたので、自宅に戻ってもいいと聞いた時は相当嬉しかったです。自己負担のホテル代もかからないし。。
前出の自宅に戻っての隔離の条件というのが、結構重要になるのかと思いますが、僕は1人だったからか、すんなり条件を満たすことができましたが、例えば、ルームシェアをしている人や、家族連れになったりするとこれは大きく異なるのではないかと思います。
さて、あとはとにかく検査結果を待つのみ。
その間、部屋に備え付けのデスクにパソコンを出して仕事を始めました。ホテルにはもちろんWi-Fiもあるので、結構快適に仕事ができます。
ここで結構良かったなと思ったことは、こんなこともあろうかと日本からドリップコーヒーを持ってきていたこと。部屋には電気ポット、マグカップも備え付け。
11:45 前日のグループチャットの案内によると11:30にお昼ご飯というのを思い出して廊下を確認。
ありました、お昼ご飯。
気になる内容ですが、
結構ボリューミー笑
まずくはないですが、すごくおいしいという感じでもなかったです。。いわゆる中国のお弁当という感じですかね。
12:00 防護服を着たスタッフが訪ねてきました。消毒用の薬を渡され、検温。
36.6℃
この消毒用の薬は午前と午後に4粒ずつトイレに入れてと。
僕が外国人で、ちゃんと理解しているかどうか心配だったのか、念を押して言われました。
「不要吃哦!!」
食べるなって笑
その後特に何も連絡等ないので、お昼ご飯後も淡々とパソコン作業を続けます。
16:00 言われていたように、自分で検温し、グループチャットで報告。
36.5℃
17時過ぎ ドリップコーヒーも飽きたので、ラテをデリバリーで注文。
今中国でまぁまぁ人気のあるコーヒーのデリバリー、「luckin coffee」。久しぶりにメニューを見たらなんとビックリ
コーヒー屋が消毒関係のものまで売っているとは。。これまぁまぁ衝撃的。。。
注文してから、15分ほどで配達の人から電話があり、ホテルの人が部屋の前に置いてくれるということでした。
廊下を見ると
無事届けられてました。
と同時に、
17時半を過ぎていたので、晩御飯ももう届けられてました。全然腹減ってねぇ。。
とりあえず届いたラテを飲みながら引き続きパソコン作業。
18:45 晩御飯。先ほど届いていたご飯を食べます。
THE中国のお弁当第二弾ですね。
19:27 固定電話がなります。遂に陰性の結果が出て、帰れるのかと心が踊ります。
「どこどこの家が・・明日から売りに出されて・・・」
ソッコー切りました、マンションの営業電話です。かなり最悪なタイミングでかけてきますね。
ときは既に夜20時半。待てど暮らせど何も連絡がなく、例のグループチャットをちょっと覗いていると、なんだか昨日検査した人はみんな陰性だったみたいなことを言っているので、思い切ってグループ内で聞いてみました。
聞いたら聞いたですんなり「陰性」だったと伝えられました。なんかちょっと拍子抜け。
あとは街道から連絡を待ってくださいとのことでした。
そしたらすぐにケータイ電話がありました。このグループチャットを見て連絡をしました、今から迎えの手配をするからちょっと待ってと。
おー!!遂に帰れる!!
そう思って急いで荷物をまとめ始めました。
それから5分後くらいにすぐに電話があり、うわー早い、やばい!!と思って電話に出たら、
「今日は車に余裕がなくて、もしかしたら迎えに行けなそう。多分明日になると思うからそうなったら今日はホテルでゆっくり寝てね。また担当から連絡が行くと思うから。」
って、結局今日帰れるの?帰れないの???
さっきのグループチャットにもこんな内容のメッセージが。
「連絡が行くから電話受け取れるように」と。
相当判断の難しい状況に追い込まれました。帰る用意をして待つべきなのか、もう帰れないと思ったほうがいいのか。
23:00 もうここまで遅くなったら今日はもう帰れないだろう。。シャワーを浴びて、コンビニのデリバリー。コンビニの商品もデリバリーできるというのは本当に中国のいいところ。
結果、入国2日目は自宅に帰れずでした。ホテルに2泊目確定したわけなので、ちょっと気がかりなのは今日の分のホテル代が取られるのかどうか。そもそも翌日になっていつ自宅に帰れるのか。。
2日目もなんだかひたすらただただ待ち続ける1日でした。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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