FRUITS

何者でもなく 幼気なlittle girlもhas gone
気づかないフリで逃げた 青に満ちた僕ら 純な季節だ
マイペースだなんて 平気なフリしたはずが
やり過ごせぬまま叫んだ 相も変わらず純なブルーだ

切り取った風景に自惚れて

乾いてく僕ら今 空白に満たされて
子どものまま世界を終われてしまえば楽かな誰のための人生だ

纏った果実は あどけなく脆い酸味で
柔い唇に触れた はじける音だけ残った

気の抜けたジンジャーエール 飲み干して
重力に任せ 頷いた

吹き抜ける風を今 吸い込んで透き通る
図らない色彩の 中からじゃ気づけない青

立ち止まる記憶さえ 不都合に美化されて
あてもなく傷つけて 傷つけられて

乾いてく僕ら今 飲み込んで潤した
実をつけるその前に 終われてしまえば罪かな腐り朽ちた人生か?

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