「ご自身のことを何よりも1番大切に扱うこと」。今の辛い状況は、このことを教えてくれているのかもしれません。
みなさま
こんにちは。
本業がオーバーフロー気味で、投稿が久しぶりの咲凛さとです。今週末は、大阪でブーケ・セラピーを初開催します!
さて、わたくしは、心理カウンセラー根本裕幸さんのお弟子5期生です。根本さんは「ココロノマルシェ」という無料のオンラインご相談サイトを運営されています。今日は、そこに寄せられたお悩みに回答差し上げたいと思います。
ご相談文「友人に対しての嫉妬が止まらない」
強烈な嫉妬に苦しまれるご相談者・なななんさん。そのご相談文を引用させていただきます。
なななんさんへ
なななんさんへ
はじめまして。咲凛(えみり)さとです。
この度は、ココロノマルシェに苦しい胸の内をご相談いただき、ありがとうございます。なななんさんのお気持ちが少しでも楽になられたら、との願いを込めて回答を綴ります。
わたくしは、なななんさんがとても聡明な方だと感じます。ご相談文がとてもわかりやすく纏められています。また、ご自身のお気持ちをしっかりと把握されていらっしゃいます。
これらは、ご自身の内面と向き合い続けていらっしゃるからこそ出来ること。これまでの、なななんさんのひたむきな努力、とても素晴らしいと思います。
わたくしは、ご相談文を最後までお読みして、なななんさんは既に答えをお持ちのように感じました。
このような状況なれば、誰だって「強烈な嫉妬」を感じてしまうと思います。かなりの衝撃を受ける出来事ですから。素直に友人の幸せを喜べないことも、凄く自然なことと思います。
なななんさんは、その2人から距離を置く選択をなさいました。ご自身を守るための最良の選択。見たく無いものを見ないことで、嫉妬の感情からご自身の心身を守る。
その選択をされたなななんさんに、わたくしは大きな拍手を贈りたいです。きっと、大変な勇気と固い決断が必要だったかと思います。
その決断を揺るがすかのように、再び友人から連絡が来てきまったのですね… その出来事に対して、なななんさんは、成す術が無いようにも感じてしまってらっしゃるのかもしれません。
今抱えてらっしゃる苦痛から抜け出すポイントを、3つほどご提案差し上げます。
一つづつご説明差し上げます。
1つ目:「意識をご自身に戻す」こと。
人は、自分の心にないものは見えないそうです。「自分が持っている気持ちや魅力を、相手が持っているものとして見る」と心理学の世界では言われています。
つまりは、相手に対して「いいな」と思うものは、なななんさんの中にもあるということ。今は、すんなり受け入れられないかもしれませんが、読み進めていただけると嬉しいです。
なななんさんは、幼い頃からずーっと、大人になった今も、甘え上手なご自身を隠していらっしゃるのかなと思います。
甘えたい、頼りたい、わがままを言いたい…このような思いを、周囲を優先することで押し殺し続けてこられませんでしたか?
本来のなななんさんが持つ「女の子らしさ、可愛らしさ、甘え上手な一面」を、無かったことにしてきたのかもしれません。
心の奥底に秘めた小さな・なななんさんの未消化の感情が、その感情に気づいて欲しくて、今回の出来事を引き起こしているのかもしれません。
女の子らしくて可愛らしいなななんさんが、幼い頃からずっと押し込めてきた感情の数々。そこを吐き出してみるのも一つかと思います。
2つ目:嫉妬をなななんさんの「心の傷」と捉える。
嫉妬を感じる状態を、「その男性と友人の問題」として捉えるのではなく、「なななんさんの心の傷が癒えていない証」と捉えること。そうすることで、なななんさんご自身が、選択肢を持つことができます。
苦しい状況を引き起こしている理由を、聡明ななななさんは気づいてらっしゃいます。次のご相談文に、なななんさんがどうされたいかが込められていると、わたくしは感じました。
わたくしは、なななんさんの本心は「もう過剰に人に合わせたり自分の意見を押し殺すことをしたくない」と叫んでいるように思えるのです。違っていたら、ごめんなさい。
長女のなななんさんは、お兄さん弟さんたちの面倒を、幼い頃から見続けていらっしゃたのですね。ご自身のお気持ちを我慢して、ご兄弟達に譲ることをし続けてこられたのですね。
優しく思いやり溢れるなななんさんだからこそ、ご兄弟や友人をはじめ周囲の方々を優先できてしまうのですね。
こんな風になななんさんが思われるのも、思いやり溢れるなななんさんだからこそだと思います。
ここで、意識をご自身に向けるコツを、もう一つお伝えしますね。
「その男性と友人」に意識を向けてしまうと、なななんさんは「何もできない」ように感じてしまうかと思います。なななんさんは、その二人を変えることはできないから。
そうではなくて、嫉妬を感じる状態を「なななんさんの心の傷」と捉えて、なななんさんご自身に焦点を当てること。そうすると、ご自身に選択肢がある(出来ることがある)ことに気づきやすくなります。
例として、選択肢を幾つかあげてみますね。
①なななんさんが、「友人を優先する」ことでご自身の心の傷(嫉妬)を刺激することを選ぶ。
②なななんさんが、友人と関わりたく無いとい
う「ご自身のお気持ちを1番大切に」選ぶ。
③なななんさんが、ご自身の心の傷(嫉妬)が癒えた後に、友人と再び関わることを選ぶ。
友人から再び連絡が来たこと。この出来事は、「ご自身のことを何よりも1番大切に扱うこと」を試す「神様のテスト」かもしれません。
友人のことは一旦脇に置いて、なななんさんの「本心」を今一度確かめてみませんか。
3つ目:嫉妬のエネルギーを「悔しさ」に変えて、力強く前進する
嫉妬のエネルギーは、力強さの源だとわたくしは捉えています。嫉妬のエネルギーを「悔しさ」に変えて、力強く前進することができます。
人に合わせ過ぎて悩むなななんさんを、ご自身のお気持ちを何よりも大切にするななさんに育てあげることもできます。「自分磨き」や「婚活」「お仕事」などの様々な活動に打ち込むこともできます。
また、嫉妬の感情を創造性に変えて、別の新たなものに変えて癒すことも一つです。
様々な芸術作品は、男女の三角関係を扱うものが大半です。喜怒哀楽や嫉妬といった強い感情が高められて、別の素晴らしい何か(作品)に変えることで、心の傷も癒されます。
わたくしは、定期的にブーケ・セラピーを開催しています。ブーケ・セラピーは、ブーケを束ねる過程を通して、ご自身の「エネルギー」と「感情」を解放するセッションです。
テーマを意識しながら花を束ねることで心の中の状態がブーケに映し出されるだけでなく、心を落ち着け、癒やし、感情を解放する効果もあります。
来月2月開催のテーマは、「嫉妬」です。セラピーのご紹介記事を貼っておきますので、ご興味あれば覗いてみてくださいませ。
悔しさを糧に、自由に伸び伸びと、大好きな方とたくさん笑って過ごしていらっしゃるなななんさんのお姿を思い浮かべながら。なななんさんの幸せを心よりお祈りしています。
わたくしは、なななんさんなら、必ず幸せになれると信じています。応援していますね。
ありがとうございます。
咲凛さと
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