ブーケレッスンのこと:モーブ&ラスティック
「Satoさん！ブーケに飢えてるでしょー！」
ジャルダン先生の第一声です😂
母の日前後は，お花屋さんも大忙しで．ブーケレッスンはおやすみ涙．3週間ぶりの，待ちに待った待望のレッスンでした♪
テーマは「モーブ&ラスティック」
色合いは，葵が語源のフランス語「モーブ」
上品さ．淡いピンクに紫．
前回の毒々しい紫とは全く異なります笑笑．
「ラスティック」とは，田舎風・素朴なっていう意味．今が旬の芍薬を，ラフにざっくりと．
少女の心で束ねていくこと♪
花を摘みながら束ねていく感覚．
重なりをラフに作り込んでいくことがポイント．
いつもなら…
花草枝は，満遍なくバランス良く．
お花とお花は並ばないぶつからないように．
ラウンドのセンターを意識してバランス良く．
そんな均等さは一切無視！天邪鬼に！
考えなくて良いから，束ね終えるまでがあっという間でした．
下処理段階から，枝物とグリーンの束をざっくり持って色合い形をチェック．同じく，バラや芍薬にデルフィニウムの束をざっくりと持って色合いを眺める…
スタートはグリーンの塊から🌿
グリーンの中にある赤紫を繋げて，オダマキの紫色の小さな花を投入．お気に入りポイントの一つです．
同じくグリーンの中に濃い紫色の芍薬の蕾を投入♪セダムの紫色とリンクさせてみました．蕾開くのがめっちゃ楽しみです！
グリーンの塊ができたらお花達の出番！花だけを思う存分固めて束ねたのは初めてでした♪考えなくて良いからサクサク進み…
そして今回1番目を惹いたこのコの出番♡
「水面の妖精🧚♀️」という名のクレマチス！！目立つ位置に咲かせてみました♪ライラックとスターチスの細かな紫色もリンクさせて．同じく紫のトリフォリウム・ドルフィンも2本並べて．
ニンジンの花は，芍薬の淡いピンク色から煌めきを放つ光のイメージで配置✨
束ね終わりに近づき，ジャルダン先生にブーケを持っていただきながら全体チェック．
空き家箇所が1箇所目立っておりました涙．グリーンと花の境目あたり．
魔法の手で向きと高さを変えていただき，あっという間に空き家は埋まりました♡
位置を変えずとも，その場でお花を活かすこと！
ジャルダン先生のブーケは，束ねても束ねても飽きがこないです．毎回毎回新しい引き出しが増えていく… ワンパターンにならないから．
テーマと花材，そして型．この引き出しがどんどん増えていく… どハマりしていくのです♪
久しぶりのブーケ，たっぷりと堪能できて幸せでした♡やっぱりブーケはわたしのエネルギー源です！今日も充実の素敵な時間をありがとうございます♡
レッスン後に，ご一緒させて頂いた生徒さんとハッピーアワーでビールを飲みながら．表現の引き出しの増やし方について，色々教えていただきました♡
キーワードは「Spontane(スポンタネ)」
直感的に赴くまま委ねて♪
直感の赴くままに人生を楽しむこと．ブーケを束ねていくこと．めっちゃ大好きです．
表現することに対して，惜しみなくサポートしてくださるジャルダン先生には感謝してもし尽くせません✨
ジャルダン先生が学ばれたフランスの先生のレッスンも，いつか必ず受けたいです！
今日のお言葉
少年少女の純真無垢な気持ちで束ねても
やっぱり大人目線は必須なんだよね