来年の学びを大切にするための問い


上記の堤藤成さんの記事を拝見し、来年の学びを大切にするために、自分も2つの問いについて考えてみようと思いました。


問1 今年を振り返って、自分にかけたい言葉は?

「苦しい1年だったからこそ、大きな転換点になりそうだね」

・今まで:いかに自分が成果を上げるか
・これから:いかに周囲の力を伸ばすか


今までは、
社内で使えない人材だと思われたくなくて、成果を上げることに必死でした。成果を出すことで会社内に居場所ができる感覚でした。

新規事業立ち上げが多い部署を希望して10年弱、一定の成果も出してきたつもりではいました。

ただ、しっくり来ない感覚も出てはいました。

成果発表会において、県大会→関東大会→日本大会と進むも、世界大会目前の日本大会止まりに終わり悔しい思いをしましたが、
その2年後に再度挑戦し、昨年、世界大会出場も叶いました。

(結局コロナにより世界大会が開催されず、アジア大会に出場。海外で多く方々がいろいろな研究テーマを持って活動していることに、刺激を受けました)

しかし、一定の成果を出して、目標も叶ったはずなのに、淡々と発表をこなしている感覚だけが残りました。

そうした違和感もありつつ、仕事に取り組んでいたところ、
この1年はいろいろな出来事が起き、今の自分の仕事のやり方ではうまくいかない状況に陥りました。

今までは会社で貢献できることが楽しみだったのが、
その楽しみがなくなり、会社に行きたくない。
何が楽しいのか分からない。会社に行くのが辛い。

自分はこれから何を軸にして、会社に行けばいいのだろう。

とにかく苦しくて、自己分析をしましたが解決できず、
社内で親しくさせていただいている方々に個別相談をお願いしました。

今までは弱みを見せると居場所がなくなると思って相談はできなかったのですが、勇気を出して相談してみることにしました。

正直、こんなことで悩んでいるのは自分だけで恥ずかしいと思っていたのですが、話してみたら他の方も実は同様の悩みを抱えていたのが分かり、

自分の悩みは恥ずかしくないかも、悩んでいる自分を否定しなくてよいかも、と悩みをそのまま受け止めることができた感覚がありました。

そして、
12年間築き上げてきた仕事のスタンスを見直す時期に来ているのかなという気づきがありました。

・今まで:いかに自分が成果を上げるか
・これから:いかに周囲の力を伸ばすか

自分が成果を出そうとやればやるほど、周囲の力を奪ってはいないか。
良かれと思って手を出したことで、本当はその人が自力でできた機会を奪ってしまってはいないか。

ちゃんと周囲を見て、周囲の方々が働きやすい職場、力を伸ばせる職場作りに貢献しよう、そう思えました。

「自身の成果」ではなく、「周囲の力を伸ばすこと」に貢献しようと思えたことで、また会社に行く力が湧いてきました。

恥ずかしくても勇気を出して相談してみると、視界が広がる

問2 あなたのことを待っている次なるステージとは?

「活動の深化」

昨日の勉強会で他の方々からフィードバックをいただいた言葉として、特に上記が印象に残りました。
やっていることは同じに見えても、意味合いが違う。

自分がどんな想いでその仕事、活動をしていくのか。

淡々とこなしていくのではなく、想いを持って活動をしていく。

「自分が〜できるようになりたい」ではなく
「相手が〜の状態になるのが嬉しい」

そんな発見がある1年にしていきたい。

堤藤成さんのご著書の読書会のお知らせ(12/24日 朝5:30-7:20@Zoom)

冒頭の記事執筆者の堤藤成さんのご著書「制約をチャンスに変えるアイデアの紡ぎ方」で読書会を開催します。
堤さんにも登壇いただき、公開コンサル・QA付きの読書会です。
一緒に学んで来年を良い1年にしていきましょう。


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