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【広島大学生向け】コロナウイルス感染症関連給付金まとめ

緊急事態宣言が一ヶ月延長になりました。東広島でもたくさんお店が、営業時間を短縮したり、営業を休止したりしています。お客さんを過度に集めないように、毎日送られてくる新聞に挟まれるチラシも入っていて一枚か、二枚程度です。仕方のないことですが、それと同時にアルバイトで収入を得ていて大学生にも影響が出ているそうです。

今回は広島大学に通う学生が対象になりそうな支援金制度の情報をまとめてみました。制度の手続きで住民票などが関わっているものもあったので、下宿をしている人が多い大学生が注意したほうがいいようなポイントも少し書いております。

新型コロナウイルス感染症に関する情報は日々補助や助成の範囲拡大などが起こっている状況ですので、掲載公開時点による差異がある場合がありますのであらかじめご了承ください。また、それぞれの制度については出典元を掲載しておりますのでご確認のほどをよろしくお願いします。

🔆以下の情報は全て2020年5月5日現在インターネット上に記載されているもので作成しております。

応急学生支援金制度

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コロナウイルスを受けて、広島大学が独自に取り組んでいる制度です。アルバイト先の休業や飲食店の営業時間短縮などの影響を受けて、収入が少なくなっている学生の向けてとのこと。既に留学生など約70人の学生から支援金についての問い合わせがあるそうです。

出典・参考:

広島大学ホームページ(2020.4.23) 応急学生支援金制度を開始しました ‐新入生も申込み可能‐)
広島大学ホームページ(2020.4.20)【学長メッセージ】現在、生活に困窮している学生の皆さんへ

特別定額給付金

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住民基本台帳に記録されている全ての人に10万円が給付される制度。東広島でも、アルバイトがなくなり収入が減っている大学生が申請書の準備をしているというニュースが報道されていました。

給付を受けるには世帯主が申請することになっていますが、大学生で、広島県内外から東広島市に「住民票」を移して下宿等で一人暮らしをしている人は、その人自身が「世帯主」となります。従って、各自での給付金の申請
手続きが必要となります。
逆に、住民票を東広島市に移していない人は、世帯主は保護者となりますので、手続きは必要ないということです。

他にも、配偶者から配偶者からの暴力を理由に避難している方や施設入所者への対応、居住が安定していない方(いわゆるホームレスと呼ばれる方や、事実上インターネットカフェなどに寝泊まりしている方)や視覚障害者の方への制度周知の活動などもあるようです。詳しくは総務省が特別定額給付金に関する特設サイトを設けているようなので、そちらが一番わかりやすいと思います。

出典・参考:

オンライン申請を受け付けているウェブサイト・マイナポータル
特別給付金特設サイト(総務省)
東広島市ホームページ、「特別給付金」について

その他

コロナウイルスの影響により生計維持者、つまり授業料を払ってくれていた人が亡くなったり、失職した場合に受けられる奨学金の制度もあるみたいです。広島大学のウェブサイトによると、生計維持者に家計急変事由が生じたのが、日本人学部生の場合は日本学生支援機構の奨学金制度を、日本人大学院生の場合は広島大学の学生授業料免除制度を推奨していました。

ややこしいですが、日本学生支援機構の奨学金制度と、広島大学の学生授業料免除(奨学金)制度の関係についても述べられている文書がありましたので参考の部分にリンクを貼っておきたいと思います。

出典・参考:

広島大学学生情報ポータルサイト「もみじ」、学生サポート(奨学金)
広島大学学生情報ポータルサイト「もみじ」、学生サポート(コロナウイルスの影響による家計急変への経済支援)
高等教育修学支援制度と本学(広島大学)の授業料免除制度の関係について
日本学生支援機構(JASSO)、新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けて家計が急変した方への支援

まとめ

今回は、コロナウイルスの関係で困っている広島大学生の役に立てそうな制度を調べてみました。中小企業や自営業の方が対象のものは他にもあったのですが、学生が受けられそうな制度はあまり少なく、今回紹介した応急学生支援金制度も実際にどうやって実施されているかはあまり情報が薄かったように思います。確実に支援が確保されているのは特別定額給付金の制度なのかなと考えます。

広島大学は5月いっぱいオンラインでの対応という措置をとっていて、図書館も5月は使えなくなりましたね。東広島ではまだ事態が深刻にはなっていませんが、いつ深刻になるのか、自分がそれにどう影響しているのか、見えない不安と戦っている学生も多いのではないでしょうか。

あるお坊さんがこうやって言っていました。「仏教は確かに、日常の不安や悩みとつきあっていくための道具にはなるけれど、全ての不安はなくすことは当然だけどできないんですよ。物質的に困っている人の元には行政が役に立てる部分が多いんじゃないかな。役割分担ですね。」

困っている人のもとに、適切な手助けが届くことを祈っています。

おまけ

普段はこういう感じで文章を書いていないのですが、今回「Save 広大プロジェクト」の中でも私が役に立てそうな部分として、情報発信をしています。他にはリモートインターンでの雇用を生み出す企画や、新入生に向けてのバーチャル入学式など、困っている広島大学生に向けて色々なものが動き出しています。

今後も日常で考えたことを発信しながら、「Save 広大プロジェクト」に関する企画についての文章、東広島であると役に立ちそうな情報発信を続けていきたいと思います。


いただいたサポートは、私が私の言葉にしたものを「あっよかったんだな」と信じるきっかけにさせていただきます。