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小さな成長を喜ぼう

2023.1.3
ボクちゃん去年から始めたInfant and Toddler ProgramというEarly intervention programのひとつを卒業しました。ホームセッションでお家にセラピストが来てくれて私に指導してくれるプログラムだったのだけどまもなく3歳になるのを機に次のステージへと進むことにした。(ITPを受けることやこのプログラムについてはまた改めて残しておこう)

いつも家に来てくれるセラピストのケリーさんが最後にいってくれた言葉がじわじわ響いている。今日のセッションの最後に次のステージはきっと楽しいことばかりだと思うし彼の成長を助けてくれると思う。今日までで何か質問や心配事はない?と聞かれた時に、心配事は言葉で気持ちを表現できないことくらいかな。と答えた。

そしたらね、

私は彼はとても成長したと思うよ。初めて会った時、彼はじっと座っていることも話を聞くことも一緒に遊ぶこともできなかった。図書館のこと思い出して。クラスに参加すらできなかったけど今は座ってストーリータイムも参加できるし、ムーブメントも真似してできるようになった。ジェスチャーや表情や動作で気持ちを理解する事ができるようになったのもコミュニケーションの成長。言葉や発語に集中しすぎるとそこにばかり意識が向いて「Speak!SpeaK!」ってなると逆に彼がシャットアウトしてしまうこともある。そういう小さな成長にも意識してあげる。ちゃんと毎日何かを吸収して成長してるのは忘れないでほしい。

確かに。
そう言われてみたら、本当に成長を感じることが多々ある。言葉こそ少ないけれど図書館のクラス45分にきちんと参加できたことも成長。That!LOOK!って言いながら指をさして教えてくれたり、初めに比べると単語が確実に増えている。リアクションの種類も増えている。そして意思疎通ができる。ひとりで45分のプログラムも受けれるようになったし、親子クラスでも一緒に全うできるようになっている。そういう成長を喜びたいと思う。

外の世界に出ると同じ年齢の子どもに出会うこともある。どうしても気になっているところばかり気にしてしまう。他のお友達が言葉でコミュニケーションをしていたり理解できる会話ができることと我が子を比べてなんだか落ち込んだり焦ったり。けどこの子はこの子で前よりはだいぶ進んでいる。成長のスピードは全員一緒ではない。遅かったり早かったり。だけどどんな子も日々成長している。その成長している部分をしっかり見てあげられる人でありたい。

親は悩みがたくさん。大体がないものねだり?なのかもしれん。

発語が少ない
オムツが取れない
ひとりで寝れない
ご飯を食べない
泣き止まない
人の話を聞かない
シェアしない

とか
その時はそれが一番大事なことな気がしてるし、それができないことがまるで自分だけが抱えている悩みなのではないかと思ってしまったり、子育てのやり方がダメなのかと余計に焦ったりする。だけど、きっとどれも成長することが「ある・できる」になるんじゃないかと思う。私だってこの「ない」を通ってきたわけじゃないか。(いまだできないこともあるけども笑)
それよりもケリーさんがいったみたいに子供の人生の縦軸で何ができるようになったか、何をしてる時が楽しそうかとかそういうところを見つけてあげられるようになろう。と思った。

Concern=気になる点はと聞かれるとどうしても発語になる。自分の意思を態度ではなく言葉で出せるようになってほしい。ということは変わらない。それはそれでフォーカスしておくことでもある。それと同じくらい小さな成長も喜んでいきたいと思う。

最初は躊躇いもあったこのプログラム。だけど受けたことで私も成長した。
そう思っている。


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