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第2回 ビンディングペダル

小説「僕らが目指す あの丘」

この小説は、僕が20代で
自転車ロードレースを
始めたころの物語です。

物語の中には、自転車ロードレースの
専門用語が次々と出てきます。

これから本が発行されるまでの間
小説の中に出てくる専門用語を
皆さまに分かりやすく解説して
いこうと思います。

【第2回 ビンディングペダル】

ビンディングペダルは、足をペダルに
固定する仕組みのペダルです。

普通、自転車のペダルは
そのまま靴をのせますよね。
でもピンディングペダルは
バネを使ってシューズを固定します。

カチッと一度固定してしまえば
足がペダルから離れることがありません。

では、外すときはどうするのか?

足を横にスライドさせればいいんです。

でも初めのころは誰もが
「おっとっと」と
立ちごけしてしまいます。

ビンディングペダルの
ロードレーサーに乗ると
漕ぎ方が全く変わります。

どう変わるんでしょうか❓

その当時、監督からよく言われた
事があります。

「ペダルは踏み込むものじゃない」
「ペダルは回すもんだ」

この回すという感覚は、
ビンディングペダルで足を固定すると
良く分かります。

そして、速く回すためには
どうしたらいいか❓

突然あることに気がつきます。

持ち上げる足を意識すればいい。

そうなんです。

レースで誰よりも速く走るコツは
足を上げて、上げて、上げて
この事にだけ集中すれば
スピードはどんどん上がっていきます。

トップスピードでは、前屈した上半身に
膝がガンガン当たります。

この膝を胸にあてる感覚を
持ち続けられれば、
表彰台が見えてきます。


さて小説の中では
ビンディングペダルがどんな風に
登場してくるんでしょうか❓

お楽しみに❗

知れば知るほど愉しい
自転車ロードレースの世界

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