はじめまして

はじめまして。サトウカウンセリングルーム 佐藤康幸です。

「カウンセリングについて」カウンセラーの観点からいろいろなお話をしていきたいなと思います。よろしくお願いします。

2003年にカウンセリングルームを開設してからこの間、カウンセリングはずいぶんと生活の身近なものになってきたなと感じます。

毎日の暮らしの中で悩んだとき、困ったときの相談の選択肢として「カウンセリングに行ってみよう」「カウンセラーに相談してみよう」と考えたり、カウンセリングを受けるにはどこに行ったらいいんだろうと検索することは、違和感のない事になっていますよね。大きな社会的な問題があったときに、専門家としてカウンセラーが派遣されるのは当然のことと考えられるようになりました。わたしたちの心のケアが大切にされるようになっています。

以前よりも多くの人たちに知られ、当たり前のサービスの一つとして使われるようになってきているカウンセリングですが、よりたくさんの人や、たくさんのことに「役に立つ」ということを伝えていきたいですね。

人と人とが向かいあい、こころを開いて、体験や思うことを語り、耳を傾ける。それほど深く考えてみなくても、私たちが普段していることであり、絶えることのないことでもあります。一方で様々な情報が瞬時に世界とつながり私たちの注意を奪おうとしている時代、様々な質問の通りの良い答えが検索窓やAIから導き出される現代。隣りにいる大切な人とも、1時間気持ちを込めて向き合うことが難しい今だからこそ、カウンセリングが必要とされるのかなとも感じます。カウンセリングの1時間は他者との出会いだけではなく、貴重な、自分との出会いの場ともなるのです。

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