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コロナ禍での出産レポート①

6月に無事第三子を出産。すくすく育って早くも3ヶ月になりました。
3回目とはいえ1回目・2回目とはまた違う色々があったので書き残したいと思います。

陣痛~分娩室まで

6月某日、朝4時頃から陣痛を感じ始める。
月曜日だったので、とりあえず上の子達の保育園の用意。
さらに猫のトイレや餌・水を整え、ゴミの日なのでゴミをまとめ、前日の洗濯物や食器を片付ける。
(入院準備は?)

一応保育園のために子どもたちを起こすも、次女が咳き込んで熱もありそう。
とはいえ自分も陣痛の間隔が短くなってきたので、夫と子どもたちはお休みになり私は病院へ。
見送ってくれたものの長女と次女は号泣してた。
今生の別れみたい(笑)

コロナのため付き添いや立ち会いもできないため、タクシーに乗って一人で病院に着いた。
陣痛室ではこの日のために買っておいた『吸血鬼すぐ死ぬ』(アニメ楽しみ!!!)を読んで2時間ほど乗りきった。

陣痛の痛みは、もはや忘れかけているけど(3回やっても覚えていられない不思議…)お腹のあたりを何かでローラーされているかんじ…?
最初の方は耐えられるのでドラム缶とかなのかもやけど、そのうち素早い(間隔が短くなるので)ロードローラーになる。

分娩室~出産

立ったり座ったりして気を紛らわせていたのに、どうも赤ちゃんに酸素が十分届いてないらしいということで、早めに分娩台に行くことになった。
鼻から酸素を送りつつ横になっていないといけなくなり、痛みをうまく逃せず苦しむことに…

硬い分娩台で痛みに耐えるも、なかなか赤ちゃんが下がってこない。
多分長女の時も次女の時も、この陣痛中は「なんでこんな痛いんいい加減にしてくれこれは人体の欠陥では??」とか逆ギレしてた気がする。

3時間近く苦しんだら吐き気がしてきてせっかく家で食べておいた朝ごはんを吐いてしまう。
でもそのおかげでお産が進んだ。

そこからは早くて、30分ほどで無事出産。
分娩台で痛みにもがいてる姿がだいぶお見せできないかんじだったので、立ち会いなくて良かったかも…

出産の痛みは…燃えてるスイカが尻から出てくる感じ、かな…

出産後(ここが1番やばかった)

無事出産後、満身創痍でカンガルーケア。
ちっちゃくてあったかくて、でもいっちょ前に動いてるの最高にかわいい。

みんなへの報告のためにスマホで自撮り。
究極に疲れた顔の自分が写っている…
家で待ってる夫や子どもたちにもビデオ通話で報告。

はじめまして、みんな待ってたよ。
これからよろしくね。
などと思いつつ寝てしまった赤ちゃんとウトウト。
ゆるやかな幸福感に包まれた…

のも束の間。

赤ちゃんが検査で連れて行かれてひとりになった後、分娩台で猛烈な寒気に襲われる。
どのくらいかというと、全身が勝手にガクガク震え、歯がカチカチなり、さらに過呼吸になるくらい。

出産ですごく喉も乾いてたけど、身体が動かせなくて水も飲めない。
看護師さんに訴えて、初夏だというのに毛布2枚、電気毛布も2枚、お腹と背中に湯たんぽも入れてもらった。

貧血かと思ったけど血圧は正常、38度の熱が出たけどその程度でここまで寒くはならない。
生命の危機さえ感じながらしばらく震えているしかできなかった。

2時間弱耐えて、ようやく体温が戻ってきた。
少しずつ電気毛布や湯たんぽを外してもらい、水も飲み、落ち着いたところでやっと分娩台から降りて病室へ行った。
産後のダメージだけでなく、長時間硬い分娩台にいた事で身体はよりガタガタに…

15時頃ようやくマトモな食事をとれた。
3回とも同じ病院で産んだが、ここの病院は食事がすごくおいしいし豪華なのだ。
今回の妊娠ではつわりが終わっても圧迫感や胸やけでずっとごはんが食べれていなかったので、
久しぶりに気持ちよく食事できた。

②に続く。

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