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今赤ちゃんが面白い!

というわけで、11ヶ月になる息子の話です。
ほんの数ヶ月前には並行移動すらままならなかったのに、気がつくとローリングからズリハイ→ハイハイ→伝い歩きをマスターしもう歩き出そうとしております。

まじで週単位とかでやれることが増えていっている感じなので目が離せません。妻も僕もてんてこ舞いです(てんてこ舞いってどんなダンス?)。

以前彼が生まれる前の日記に書いたように僕が教えることは殆どないのですが、僕が彼から学ぶことはとても多いなという印象です。以下その箇条書き。

(外部から観察される)人間の発達とか能力の獲得は階段状である。徐々にできるようになるというよりも、何かの拍子に突然できるようになる。そしてその成功までに無数のトライアンドエラーがある。

生まれ持った性格というか、キャラクターみたいなものはある。赤ちゃんは皆、性格が本当に違う。で、いわゆるビックファイブは結構これを上手に説明している気がする(神経症的傾向だけはさすがに赤ちゃんのときは観察できないけれど。)。特に開放性と外交性の違いは赤ちゃんのときから明らかにわかる。

自我の芽生えみたいなものに大事なものは「名詞」の概念の理解っぽい。固有名があることを理解すると、その間に関係(述語)があることがわかり世界を切り分けて理解できるようになっていっているように思える。
我が子の場合はわんわん(妻が命名。が、実はのちに犬ではなくクマだったと判明。ハードボイルドキャラで低い声で喋る)がわんわんであることを理解し、息子が彼の名前を呼び始めたたあたりから自我レベルみたいなものが一段上がった。正に君の名はである。今は、モノに名前があることがわかって面白くて仕方ない状態っぽい。指をさして、名前(っぽい音)を出して楽しんでいる。あと、指をさしてあれを食べたい、やりたいと要求するようになった。


君の名は?

赤ちゃんが刺激の多い場所でやたら疲れるのは、注意を払うべき対象を絞り込めていないからっぽい(つまり気にする必要のない歩行者とかも全部見て処理している)。言い換えると注意に対して重みづけが適切にまだできていない。そうなると成長とは注意-attentionの重みづけといえるわけでLLMと一緒だなーと思ってしまう。

運動体と知能はリンクしている。運動でブレイクスルーがあったときとほぼ同時に知能(認知)的なブレイクスルーも起こる。これは大人の俺たちにも応用できそう(アイディアに詰まったら運動、運動でつまったら一旦運動やめて理論を勉強する)

こんな感じです。多分どんどん増えていくのでたまったらそのうちまた書きます。





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