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商品やサービスは物語(ストーリー)と作り手の想いが一番大切というお話し

白馬村の山を滑るためだけに自社で設計、テスト、開発をし中国で生産しているスノーボード「THEDAY.HAKUBA」
クラフトビールのような地域密着型のスノーボードメーカーを目指しています。白馬村の物語(ストーリー)と僕のスノーボードに対しての想いを乗せて数量限定で販売しています。
今回は、どんな商品やサービスであっても物語(ストーリー)と作り手の想いが一番大切なのでは?!というお話しです。

努力して良い商品を作るのは当たり前のこと

大手企業でも小さなベンチャーでも予算や開発スキルは違えども努力して良い商品を作るのは前提であり当たり前のことだと思っています。
良く、商品説明において「○○性能が高い」「抜群の乗り心地」「新鮮で美味い」「最高の味」...等など。もちろんその説明もとても大切ですが、一番先にくるものではないと思っています。


ユーザーの方が専門的な文言や感覚的な話しで頭の記憶に残るか?と言われると疑問に思います。
つまり、他社でも同じように語れることは特徴でもストーリーでもなく、実は差別化、差異化にもなっていない。大手企業なら多額のプロモーション費用が他社との差別化になるかも知れませんが、小さなベンチャー企業では戦えません。

しかし商品に対してのストーリー(物語)は他社との大きな差別化になる

予算も少ない小さなベンチャー企業において他社と差別化するためには、「商品に対する圧倒的なストーリーと作り手の強烈な想い」が必要だと思っています。

この世にある商品には、ストーリーが浅いものから深いものまであります。実はそれぞれの商品のストーリーは、他社とは全く同じにならないのでは?と思っています。
つまり、圧倒的なストーリーと作り手の強烈な想いこそが、商品の一番の特徴であるということ。具体的な商品の説明はその次の次くらいです。

では商品のストーリー(物語)とは何か?

ストーリーとは、大失敗も成功も含めてクリーンでオープンな実話の物語であり「商品やサービスに対してどういう想いで何に一番時間をかけて考えたのか?」だと思っています。
そして、ストーリーは全て事実でなければならないということ。

人はカッコいいことだけを言いたくなりますが、どんな苦労と失敗があったのかを隠さずにフルオープンするこそ共感と信頼度が増すのでは?!と思います。つまり、商品をリリースする前からストーリーは始まっているということ。

まとめ:なぜストーリー(物語)が大切なのか?

世の中にある商品、それぞれに「ストーリーと想い」があり他社と被ることがない。予算のないベンチャーであっても大手企業に「ストーリーと想い」では勝る可能性があるということ。つまり、その部分が他社との圧倒的な差別化、差異化に繋がる。

そして「ストーリーと想い」には共感の輪が広がる力があると思っています。小さなベンチャーでは、広告費用まで捻出するのが難しい。しかし、「広がる」という部分では、良い商品を作ればユーザー個々がSNSという一つの自分メディアで良いものを広げてくれる時代。
だからこそ全ての失敗を隠さずオープンでクリーンな実話のストーリーと想いこそ大切だと思っています。

もはや、都会でも田舎でも立地とかも関係なく本質的な部分をぶらさずに突き進めば誰でもチャンスがある時代なのでは?と思います。
商品やサービス以外にも作り手の人間にもそれぞれの「ストーリーと想い」があり表現できるしとても面白い時代です。

ー終わりー

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