好きなことを仕事にするリスク

好きなことを仕事にしたい風潮が
まだまだ絶賛大人気。

好きなことを仕事にするって
楽しくて充実した毎日を送れるイメージが
強く強くあるのだけれど、

みんながみんなそうか？
と言われたら
そんでもないのかもしれない。

わたしが大学生の頃バイトしていた
スポーツジムの社員トレーナーさんは
すこし昔、体操で全日本4位、
オリンピックの強化選手だった。

だから体操を教えて欲しいとスカウトされて
そのスポーツジムに入社したらしいけど

仕事は全然楽しくない
が口ぐせだった。

体操は好きだった、教えるのも好きだった
けど、仕事にしたら嫌いになった。

好きなことを仕事にしたらいいことないよ
って言ってたのは今でも鮮明に覚えている。

それから月日が経って、
わたしもいろいろな職場を経験して
いまたどり着いているのは
ライターという仕事。

趣味で始めたらハマってしまった
いわゆる、好きを仕事にしているパターン。

社員トレーナーが教えてくれた
好きなことを仕事にしたらいいことないよ
ってことばは
たまに影響力を発揮してくるし
たまに実感もするけれど

きっと私はこの仕事を
この先も続けるんだろうなと思う。

それ以上の変えられないなにかがあるから。

社員トレーナーもそうだったようにね。

#日記