Sato Zentaro

僕を殺す世界へ[obliterate noise&singer]僕は 僕自身か…

Sato Zentaro

僕を殺す世界へ[obliterate noise&singer]僕は 僕自身から離れられるかい 風景を変えたいという 強い欲望 風景を変えるよりも 僕が風景となること 僕が音楽のように立つこと 僕は詩より美しい

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襲いかかる、諦めへの誘い。執着の終着駅は、寝過ごして突き進め。

「形あるものは壊れるというけれど、ちょっと早すぎやしないかい?」 「考えたら家だって、50年も経てばそこかしこボロボロで、こまめに手を入れて直してあげないとね。そう考えると人間の体ってすごいねえ」 音楽をするにしても、絵を描くにしても、僕の好きな靴を磨くにしても。 それらに限らず、何をするにしても、道具というものが必要なわけで。 特に音楽を作り、演奏する「楽器」という道具は、とてもお金がかかるなと思う。 僕は決してお金の収入は多くないのに、楽器や、それに付随する道具

    • 修繕を繰り返したその様には、美しい情念が宿る。それはまるで、「呪い」のようで、「祈り」でもある。

      「誰か 助けて」 手を伸ばしても 虚しく 宙を切る 学生時代、軽音部繋がりで知り合った他大学の女の子が言っていた。 「私は一番美しい姿で、一番美しい人生の瞬間で死にたい」 「カートもシドも、最高の瞬間で死ねたから、人から思い出されるのはカッコイイ姿」 「かたやピストルズのボーカルはあんなにカッコよかったのに、今じゃ太って、バラエティーなんかに出ちゃって」 「醜くなった姿なんか思い出して欲しくない」 何故、あんなに生き急いでいたんだろう、何故、あんなに死にたがってい

    襲いかかる、諦めへの誘い。執着の終着駅は、寝過ごして突き進め。

    • 修繕を繰り返したその様には、美しい情念が宿る。それはまるで、「呪い」のようで、「祈り」でもある。