襲いかかる、諦めへの誘い。執着の終着駅は、寝過ごして突き進め。
「形あるものは壊れるというけれど、ちょっと早すぎやしないかい?」
「考えたら家だって、50年も経てばそこかしこボロボロで、こまめに手を入れて直してあげないとね。そう考えると人間の体ってすごいねえ」
音楽をするにしても、絵を描くにしても、僕の好きな靴を磨くにしても。
それらに限らず、何をするにしても、道具というものが必要なわけで。
特に音楽を作り、演奏する「楽器」という道具は、とてもお金がかかるなと思う。
僕は決してお金の収入は多くないのに、楽器や、それに付随する道具