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ヤクルトレディさんに脱帽です

ヤクルト、週一回配達してもらっています。
その時つい、ヤクルト配達のお姉さんと立ち話します。
我が家は障害者世帯なので買い物はほとんどが宅配です。
コープデリ、よつば生協、Amazon(主にクロネコさん)、楽天(たいてい佐川さん時々郵便局)に、物資を届けてもらっていますが、立ち話する人はヤクルトさんだけ。
配達の人がみんな男性だからかな、忙しいからかな。

健康のこと、犬のことなど、他愛ない話をするのは、いくつになっても女子の楽しみではないでしょうか。
 寒いんだからあったかくして〜。
 風邪に気をつけて〜。
 暑いんだから水分とって〜。
ヤクルトさんは、そんなふうに声をかけてくれます。

それで!この間すごい情報を聞きました。
近所の産廃処分場の捨てられわんこの野良坊たち、、10頭近く居たかな・・。昨年9月の発見当初から見守ってきたのですが ↓ ↓ ↓ ↓

ヤクルトさんが、あそこのわんこたち、保護されていってますね、この間保護団体さんとお話ししましたよ、と教えてくださいました。

実は、犬たちを見かけてからどうにかしてやりたくても、障がい者の私一人ではどうにもならないので、できるだけ多くの人に知らせてまわりました。共感してくれる人を見つけたかったのです(noteやインスタをはじめた直接のきっかけも彼らです)。

わかるかな、、フェンスの向こうにまだ残っている子がいる・・。
見かけてから8ヶ月。残っているのはあと3〜4匹です

その中で最も真剣に耳を傾けてくれたのがヤクルトさんでした。

保護されていってるようだということはなんとなく知ってましたが、なんとなくだったので、これではっきりと野良坊たちに救いの手が差し伸べられたのだと分かり、今、ホッとしています。

ヤクルトさんは、犬がいる辺りでつなぎを着た若者数人を見かけ、声をかけたのだそうです。その方たちは、根気よく、早朝や夕方にいらっしゃって捕獲を試みているとのこと。

☆  ☆  ☆  ☆

そういえば3年くらい前にもこんなことがありました。
20キロほど離れたところに住んでいる友人が、首輪をつけた柴っぽい迷い犬を保護したことがあったのですが、その飼い主さんの情報を教えてくださったのもヤクルトさんだったのです。

左が友人の犬(バーニーズマウンテンドッグ)、右がうちのテツ(ゴールデンシバスキー)、
そして真ん中が迷い犬のタマ(仮名)。お散歩後に玄関で足拭き待ち。順番こだぞ。

タマが外飼いの去勢していないオスだったためなのか、普段は家の中でおしっこをしないテツが、家の中でタマとマーキング合戦を始めて、友人の家は大変なことに・・・。
友人はケロッとして黙々掃除。「犬だもん仕方ないけどこれだから男子はね〜」(彼女の犬は女子)

友人は警察に届け、街のあちこちに張り紙をし、迷い犬に仮の名前をつけて獣医さんのところへ連れて行き、飼い主さんが見つかるのを待ちました。
2週間ほどたったある日「飼い主さんを知ってますよ」という連絡をくださったのは、その配達区域のヤクルトさん。
配達先の犬ではないかというのです。

連絡するとまさしく、「うちの犬です!」とのこと。
迷い犬は飼い主さんのところへ無事帰ることができました。
地理的にはとても近いところの犬だったのですが、大きな道路(4号バイパス)を挟んだ反対側のため、犬や歩行者的には遠い場所・・・。
バイパスは片側2車線でトラックやダンプも多く、たいがいの車が高速並みのスピードで突っ走る道路。

犬はそこを渡ってきたらしく、飼い主さんは「まさかあそこを渡るなんて!」と思っていたそうです。
違う場所(田んぼの方)を探していたのですね。

そんなこんなで、ヤクルト配達のお姉さんたちはインターネットよりもすごい情報を持ってくるすごい人たちなのです!
(私が考える「すごい情報」が、「ぼっちのワンコと保護情報」で恐縮です)

思いやりと心配と、ちょっとしたおせっかいは地域をハッピーにします。
ヤクルトのお姉さんはほんとにすごい・・。

これからもヤクルトとジョア、おいしくいただきます。
(※ちなみに私はヤクルトさんの回し者ではありません)

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