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画面キャプチャでみる持続化給付金の申請の手順

2020年5月1日から申請受付が始まった「持続化給付金」。
全体の流れや必要な書類を事前に確認したい方のご参考になればと思い、キャプチャをとりながら申請しました。

(注意)いちフリーランスが申請をした時の記録です。正しく受理され、無事給付金が支給されるかはまだわかりませんので、この記事はあくまで参考にとどめ、最終的にはご自身の判断で手続きをお願いします。

支給対象は?

細かい支給条件はありますが、青色申告をしているフリーランスの場合は、

2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、前年同月比で事業収入が50%以上減少した月(以下「対象月」という。)が存在すること。

を満たせば、多くの場合支給対象になると思われます。

前年同月比で事業収入が50%以上減少した月(以下「対象月」という。)が存在

対象月が存在するか、今年の春確定申告で提出した(提出する)所得税青色申告決算書で確認します。

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確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書等|国税庁 より


二枚目に「月別売上(収入)及び仕入金額」の欄があります。この前年の月別の金額と比べ、当年の売上が50%以下になっている月があり、その月の売上を12倍した金額が、前年度の年間売上より少なければ、給付対象です。

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※ 前年度の年間売上が同じでも、月別売上の偏り方によっては、対象になる場合とならない場合があります。
※ 今年の現時点で50%以上減少した月がなくても、2020年1月から12月までの任意の月を対象月とすることができるので、今後売上が減少した場合、給付対象となる可能性もあります。

自分が給付対象であることを確認できたら、申請を始めます。


持続化給付金 ホームページ

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まずはここからスタートです。
持続化給付金についての説明が掲載されています。概要を理解したら、下部の大きな「申請する」ボタンをクリック。


仮登録情報入力画面

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ID、パスワードを設定するための仮登録を行います。
事業形態を選択し、メールアドレスを入力、同意事項に同意し、「次へ」ボタンをクリック


仮登録内容確認画面

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先ほど入力した内容に間違いがなければ「登録」をクリック


仮登録完了画面

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仮登録が完了です。
と同時に、登録したメールアドレスにメールが飛んできます。


仮登録完了メール

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メール本文中のURLをクリックします。


ログインID・パスワード設定画面

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任意のログインID、パスワードを入力します。ログインするためだけに使用するので何でもいいです。


ログイン画面

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(前の画面からこの画面に遷移したか不確かです。もしかしたらこの画面はスキップかも)


宣誓・基本情報入力画面

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いよいよ申請のための情報を入力していきます。

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最初に宣誓事項にチェックします。
ちなみに不正受給が判明した場合、給付金の返金とありますが、実際には年3%の延滞金 + 20%のペナルティ&名前公表&刑事告訴もあるとのことなので、申請条件は緩そうでも不正はしないようにしましょう。

次に基本情報の入力です。

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屋号・雅号は税務署に届出済みのものを記入します。

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業種選択はちょっとわかりづらいですが、分類一覧を見ながら、自分の業種を選択します。


特例適用の選択・名義の確認画面

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いろいろと書いてありますが、記載されているような特別な事情がなければ「一般的な申請方法」にチェックを入れ、名義も「一致している」を選択し、「次へ」進みます。


売上・口座情報入力画面

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入力するのはあと2ページです。
まずは売上の入力です。

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年間事業収入は、前年度の年間事業収入を入力します。
売上減少の対象月は、前年同月比で売上が50%以上減少した月を選択します。
月間事業収入は、売上減少の対象月で選択した、当年の月間売上を入力します。
売上減小の対象月の前年度売上額は、文字通り前年度の対象月の売上を入力します。
全て入力すると、給付予定額が自動計算されます。
自分の見込みと合っているか確認しましょう。

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口座情報は、表示されている通りに入力していきます。
[UIメモ] placeholderでフォーマットを指定していますが、フォーカスすると消えてしまうので、入力欄外に置かれているといいですね。

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口座情報の資料を添付します。
通帳のオモテ面と開いた1・2ページを添付とありますが、ネットバンクなどで通帳が無い場合、電子通帳の画面コピーでよしとなっています。
ただ、入力フォームでは2項目とも必須になっているんですよね...。
しかたがないので、どちらの項目にも、ネットバンクの該当情報が記載されている部分のキャプチャ(↓)を添付しました(同じものを2点)。

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書類添付画面

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さあ、いよいよ最後の入力画面です。
各種書類を添付していきます。

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[UIメモ] それぞれの書類がなんなのか、インラインでヘルプがあると親切ですね。

2020年の対象月の売上台帳等」は、フォーマットは自由です。

対象月の事業収入額がわかる売上台帳等を提出してください。
フォーマットの指定はありませんので、経理ソフト等から抽出したデータ、エクセルデータ、手書きの売上帳などでも構いません。
書類の名称が「売上台帳」でなくても構いません。ただし、提出するデータが対象月の事業収入であることを確認できる資料を提出してください。(2020年●月と明確に記載されている等)

私は「弥生の青色申告」を利用しているので、該当月の売掛帳のキャプチャ(↓)を添付しました。

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申請内容確認画面

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これまで入力してきた諸々、確認します。問題なければ「申請」!


申請完了画面

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申請完了です!お疲れ様でした。
申請完了メール等は特にきません。


確定申告をきちんと行っていて、書類が揃っていれば、フォームもわかりやすく案外簡単に申請できると思います。

大変な時期ですが、頑張って持続化していきましょう!

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