さよなら、砂糖少なめちゃん。

この投稿を最後にこのアカウントの利用をやめます。理由はほぼ語彙を失ったからです。どうせまたしんどくなれば取り戻すと思いますが、いやいや一年前まで私の語彙力ってやっぱり凄かった。
こんなに文が書けなくなるきっかけのとある事件がありました。
あれから文が書ける自分に嫌気がさしてしまい、気がつくとリハビリしても文章のセンス自体ゼロでした。なんだろう、文のバランスとか全部思い出せないんです。脚本もあれから全くです。
あの文章はなんたって、死にたい、その4文字が根底にあるから書けたものだったのです。映画脚本は自死の代わりでした。

悔しいけど、今は生きて生きて生きて絶対生きてやりたい。死にたい事が唯一の長所だと信じて生きてきましたが、最近はその長所すら消えてしまいました。
だって、アイドルも、舞台も楽しくて、小さい頃からの夢である表現が許されてしまったからです。

もちろん、絶望が怖い事に変わりあるわけがないのです、人生で何回この世界を偽物にしようって決めたことか、一時の苦しみでその絶望を忘れちゃうほど私もバカじゃあないですよ。

でも、最高のアイドル映画を撮りたいのです。
あの日根底の部分を否定された時はもう死ぬしかない、と思っていましたが、あの事件がきっかけで私を大切にしてくれている友人に気づいたし、逆に私を蔑ろにする人の存在にも気付けたんです。
だからもう八方美人である必要がなくなって生きやすくなりました。

ふとこんなに捻くれてしまうまえ私純粋にアイドルが好きでアイドルになりたかったことを思い出しました。
映画監督になりたいって元は嘘だった。私は本当は役者が良かったのに、どうして逃げたんだろう。
でもね、わたし映画監督むいてるんですよ、どうしようもなく。だから映画撮るの楽しくってさ〜。死にたくても生きる言い訳にできました。ネガティブな夢を無駄にしませんでした。

こんな境遇で、よくここまで生き延びました。よく耐え抜きました。あの日、死ぬもんかと食べた松屋の偽物のカツ丼を、次は完食したいです。

こんな時期もありました。
入院したのを覚えています。聴覚がほとんどなくなって、ナースコールが聞こえなくて、看護師さんが何言ってるのかわからなくて泣きじゃくった夜がありました。

今日はステージに立ちますね。嬉しいかも。
こんな自分を応援する皆さんに直接会える事が本当に良い。
そして、今後の人生、沢山嫌な思いをし、死にたいと感じ、殺したいと感じ、過ちを犯すことを恐れて引きこもることだってあるかもしれない。
だけど、もうこのブログには戻ってくるなよ。
誰も私を抱きしめない時は、確かに私の書いた文章たちが今の私を笑顔で見ていることでしょう。

私が笑顔の時、誰かは泣いていて、誰かが笑顔の時、私は泣いているものです。
まずは私が幸せになります。その結果、君の心に響きますように。

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