不幸だったと胸を張れるよう

一年前までnoteを遡っていたら、この「不幸だったと胸を張れるよう」の下書きが残っていた。
本文は1文字もなかった。
あの頃の自分が今の自分を見たらなんで思うんだろう。

ユキへ

今、私は、人の悪口を言えるようになりました。
でもいい顔をするのに必死に耐えた時間は無駄ではなかった。
だって、他人に愛される事が何よりも夢だったじゃない。我慢して何されても笑顔でいた時間のおかげで私は様々な人と出会えました。
まぁお陰様で悪い人も呼び寄せたし、もちろん良い人も。
あと害虫を殺せるようになりました。
でもまだ、不幸だったと胸は張れていません。
幸せ者じゃないからです。
おかしいからです、この世界は。絶望しかないことに変わりありません。
でも、将来の夢が"死ぬこと"から、"生きること"に変わりましたよ。
実質死んでた人生が23歳にしてやっと幕を閉じました。
人と比べるものじゃあないけど、平均よりダメだったこの人生は、ほんの少しだけ、普通に向かいつつあります。執念深さはそのままに‼️

ユキより!

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