愛犬が最後に残してくれたメッセージ(その2、療養編)
あの子が逝ってしまってから、もう1ヶ月…
居ない生活にはもう慣れました…
思ったより早く立ち直れて、案外頑丈な?自分のメンタルにびっくりです。
今は姿はなくてもいつもそばに居る、そんな感覚です。
そして、
また相棒を迎えたいな、という気持ちになってます。
ぽっかり空いてしまった穴は埋まることはないけれど、私には相棒が必要なのです。
前回の続きのお話をしますね…
自然療法で診てくれる獣医さんとの出会い
実はうちの子が手術を受けたその日に
セラピスト友達に誘われて、
アロマセッションを受けに行ってたんです。
セッションをしてくれたセラピストさんは
やっぱり犬が大好きで
犬のケアもアロマでされていたり、
アニマルコミュニケーションも出来るという方。
絶妙なタイミングで犬のホリスティックケアに詳しい方と出会っていました。
その後、悪性黒色腫(メラノーマ)と診断された時も、
抗がん剤、放射線治療を勧められたけれど、色々考慮して私の気が進まないことを再びその方に相談すると、
自然療法で診てくれる獣医さんを知ってるよ、と先生を紹介してくれたのです。
早速、先生に連絡を取るとすぐに返信して下さいました。
その先生、お家の事情で今はクリニックは開いておらずオンラインで相談にのっておられます。
初めてのホメオパシー
まずはカウンセリング。
犬が癌になってしまった原因を探るべく、これまで食べてきたドッグフード、病歴、犬の性格、生活環境などをお伝えしました。
その上で、薬ではなくホメオパシーを使って病気を診ていくこと、
でもホメオパシーがどのくらい効くかどうかは、やってみないとわからない、
もしかしたら全く効かないかもしれないし、
そういう覚悟は出来ますか?
とお話しされました。
もともと、私は自然療法をやっていたし、
命に関わる大きな病気だっただけに怖さが無かった訳ではありませんが、心は既に決まっていました。
犬の自然療法とセルフケア
余談ですが…
うちの子、7歳頃に
初めててんかん発作を起こし、それから時々発作を起こすようになったんです💦
フードが原因かも?とホリスティックなケアサロンをされている方に言われ、「手作り食」の講座を受講していました。
その後暫くは頑張って手作り食をしていたけれど、オーガニックのドッグフードに変えただけで、てんかん発作はいつのまにか起こらなくなり😳
だから?そのまままたドッグフードがメインの食事に戻っちゃったんですけどね🤣
食の大切さは痛感しました。
安いドッグフードは、かなり質の悪い原料が使われているケースが多いそうなので、気をつけた方がいいです。
後々の事を考えれば、少し高くても良いドッグフードを食べさせてあげて下さい。
また、その繋がりがご縁で、
ドッグマッサージを教えている先生にも出会いました。すごく腕のいい先生で、歩けなかった子が先生のマッサージで歩けるようになる、なんて事はざらにあるようです。
(先生が動画に上げています)
私もうちの子へのセルフケアの為にマッサージを習い、これも色々な場面で大変役に立ちました。
あの時も良いタイミングで、良い先生に知り合ってたな…
少しずつ進行していった病状
がんの話に戻ると…
まず取り組んだのはやっぱりフードでした。
ドッグフードは、既に良いものを与えていましたが、改めて先生から指導を受け、再び手作り食をドッグフードに加えることに。
ペット用のお肉を販売しているお店も教えてもらい、安全な生肉も食べさせました。
あまり知られていませんが、実は犬にも塩分は必要という研究結果が出ているそうで、
味付けはしっかりしてあげた方がいいとのこと!
特にがんを患っている子は、がんと戦う為に塩分は必要との事でした。
その場合、良質な塩を使う事がポイントです。
それから、出来るだけストレスをかけない事も気を付けました。ワンコがご機嫌でいられるよう心がけました。お互い幸せを感じる事が何よりなのかも。
ホメオパシーは、月1で先生とその時の様子を報告し処方して貰っていました。
それから数ヶ月…
2月頃から(手術したのはその前の年の11月)
少しまた口の中に違和感があるような兆候が見られ始めました。
先生とのやりとりを読み返すと、
そこから徐々に病気は進行していたのですね…
当時は一生懸命で、わかってはいたけどあまりそれを認めたくなかったというか、大丈夫、大丈夫って言い聞かせてたのかもしれません。
段々、硬いものが食べられなくなってきたり、
あんなに食いしん坊で何でも食べてたのに、選り好みするようになったので、
お粥のように柔らかくして、食べられるものをあれこれ試し、後半は私が手で食べさせていました💦
もう、少しでも沢山食べてくれるのが嬉しくて…
それでも喉につっかえるのか?
うぇっ、うぇっ、と苦しそうになる時もよくあって…見ている方も辛かったな…
そんな状態でもお散歩は、行きたがって
亡くなる寸前まで30分〜1時間は歩いてた、
後半はホントにゆっくりな歩き方だったけれど、お散歩はいつも楽しそうだった。
辛そうな事ばかり書いてしまったけど、
闘病中でも楽しい思い出はいっぱいあって、
春には和歌山県にキャンプに行って、一緒にカヌーに乗ったり、
夏は長野県まで行って、ペンションに泊まったり、
週末のドライブを楽しんだり、
色々出かけられたんです。
病気になってから、たったの1年だったけど、
犬にとっての1年は人間にとっての5年くらいの価値があるのだから、よく頑張りました、
お母さんも一生懸命やってたと思いますよ、
そう獣医には言ってもらえた時は少し気持ちが軽くなりましたが、
病気にならなければもう少し長く生きていただろうに、私のせいで病気にさせてしまった…
という罪悪感は今でも消えません。
春に一度、肺のレントゲンを撮り、
その時点では転移していない事を確認していて、
7月後、皮膚炎になり通院した際、
先生に再度肺のレントゲンを勧められたのに、
春に撮ったから…と、撮らなかったんですよね。
もし、転移が見つかったとしても
手術や抗がん剤、放射線治療で負担をかけることはしない、
そう思っていたからなのですが、
今、思えば撮っておいてあげれば良かったなという後悔もあります。
あの時、肺の転移がわかっていたら、
自然療法でも何か出来る事があったんじゃないか?と…
亡くなる前日になって通院した時には、
もう手の施しようがない程に肺が真っ白で、
愕然としました💦
これから、自然療法で治療をしていこうとしている方に一つ、私が言えるとしたなら
現代医療と自然療法、その時の状況に応じて上手に偏ることなく利用したらいいのでは、という事。
どちらにもメリット、デメリットがあります。
だから、どっち!と決めつける事なく、
その時に応じて利用したらいいのですよね…
うちの子の場合、
最後は呼吸が苦しくなり、身体は辛かったかもしれないけど、最後まで自分の足で歩き
犬らしい生活を貫いて旅立って行ったので
私が思うより
本人は後悔してないのかもしれません。
そう考えたら、私はやっぱり自然療法の
ホメオパシーを選んで良かったんだ、と思えます。
最後に、もう一回、
あの子が何故若くして癌になってしまったのかを書いてみたいと思います。
続く。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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自然療法セラピー さとさろん
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