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ハンターハンターに学ぶ成長戦略|己のビジネス念能力を見極め、サブ系統を鍛えるといい話

漫画からビジネスや発想、ライフハックを学ぶシリーズをYouTubeで始めました。1つめはHUNTER×HUNTER。念能力の考え方は、成長戦略を考える上で、めっちゃ有益だなと思っています。

例によって、noteでもまとめていきたいと思います。

1:自分の念能力を見極める

念能力は6つの系統があります。

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主人公のゴンは、強化系。両隣の変化系・放出系は得意だけど、離れている具現化系・操作系は不得意。

自分がゴンであれば、しっかり強化系を鍛えつつ、変化系・放出系も鍛えていけば、いいハンターになれます。


2:反対側の能力を鍛えるな

だからもしも、これから覚えようとしている能力があっても、自分のオーラの性質と合わなければ苦労することになるでしょう。

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出典:富樫義博『HUNTER×HUNTER』集英社


仮に、ゴンが具現化系に憧れてしまって、一生かけて具現化系を鍛えても効率が悪いかもしれません。

才能があったにも関わらず、あっさりヒソカに破れたカストロは、自分の能力を活かしきれなかった好例です。

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そして、ヒソカの「素晴らしいフィードバック」

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出典:富樫義博『HUNTER×HUNTER』集英社


3:念能力から学ぶ成長戦略

この概念はそのまま、ビジネスや人生に活かすことができます。

例えば僕でいうと

●メイン系統:企画系
●サブ系統:デザイン・PR・広告・デジタル・SNS・子育てなど

このように、自分が何がメイン系統で、何がサブ系統なのかを知ることは超です!じゃあ、どうやってビジネス念能力は見つけると良いでしょうか。



4:現代の水見式=PDCA説

HUNTER×HUNTERでは水見式をつかって、能力を見つけます。しかし残念ながら、ビジネス念能力はこれでは見つけられません。

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出典:富樫義博『HUNTER×HUNTER』集英社


僕は水見式は、PDCA(特に振り返り)だと思っています。

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「PDCAで振り返る」

●この1年を振り返って、何が良かったか。何が悪かったか?
●どの部分で貢献できたか、どの部分が足を引っ張った?
●特に時間のかかった作業は何か?
●やるのが憂鬱だったこと、やるのが全く苦じゃなかったことは?

これを週末・月末・年末などでやる


僕自身も今思えば、水見式によって導かれてきました。

もともとデザイン事務所でグラフィックの仕事していました。だけど、一枚絵よりも、アイデアがあるものが好き。作りながら考えるの好きでした。

ある時、振り返りをする中で、これ土俵がずれてない?と気付きました。念能力の図で言うと…

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みたいな。


グラフィックを「メイン系統」だと思ってやってたけど、

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企画がメイン系統、グラフィックはサブ系統だ!

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ってことに気付きました。

だから土俵をデジタルコンテンツの領域に変えて、カヤックに転職し、アイデアを表現できる領域が拡がって、いろいろ良いことが増えました。

で、これは「あるある」だと思ってます。例えば、全く正反対の系統の仕事や勉強をしてたら気づきます。

でも、まぁまぁ向いてるけど、実はメインではなかった。という場所を、メインに据えているってことはけっこうある気がします。僕も「企画」がメインだと今は思ってるけど、ここもサブ系統かもしれない。

こういう発見は、念能力の図があると、すごく例えやすくていいなと思うんです。


ちなみに、ねじ式のメイン系統の発見のコツは

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これです。

僕でいうと、デザイン作業は好きだけど、「よし、仕事するか」ってモードを入れて作業する感じ。アイデア出しは、そういうのなくて息をするようにやれるし、仕事がなくなってもやってる気はします。僕の周りでも、この人は天職だなって思える人は、似たような傾向を感じます。



5:念能力の特性を理解する

で、メイン系統が見つかった人が次に学ぶべきは、ヒソカです。

なぜなら系統だけで知ってても不十分で、念能力のを深く理解することがめちゃくちゃ重要になるからです。作中のキャラ達はみんな、2〜3個の能力を持っています。能力をいかに技として極めるかで、勝敗が決まります。

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その意味で、ヒソカは素晴らしい。

「バンジーガム」と「ドッキリテクスチャー」

戦闘向きでないこの2つの念能力で、圧倒的な強さを誇ります。

僕ならこの2つの能力で闘うの無理無理。ガムをつけてる間に、ワンパン入れられてそうだし、、。人を騙す天性の奇術師という才能と、技の相性がえぐいです。


ここでの学びは、

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これです。

ヒソカは、自分の能力の特性を理解し、それを最大限に活かせる「場」をつくることの「天才」だと思います。


同じように現実でも、自分の得意フィールドに持っていくことがうまい人は、どの世界でも成功しています。

例え自分が、変な能力だったとしても、必ず活かせる場所はあります。「どういうフィールドに持っていったら、最大限活かせるのか?」ということを常に考えることが大切だと思ってます。


もう1つの例で言うと、メレオロン。

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この人、息を止めてるあいだ「存在が消える」という能力ですが、1人では全然活かせない能力です。

僕が彼だったら、絶対に独立はしません。大手に入って、優秀な人たちと「タッグ」を組む事で、初めて自分が活かせるのです。彼みたいな能力なのに、独立に憧れて独立してしまうのは「悪手」かもしれません。

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こんなことが、HUNTER×HUNTERから僕が学んだことです。


6:動画の記事と、テキスト記事

noteで書いて、読むの面倒な人はYouTubeでも読むという、ダブル記事チャレンジ。とてもカロリー使うんですが、動画をつくると、noteはそれのポイントだけ拾って再構成していくので、けっこう早く書くことができます。

よかったら動画版も見てみてください。


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