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おばあちゃんが認知症になったのはずいぶん前だけれど
いま、小さい頃面倒を見てくれたおばあちゃんがご飯を食べられなくなって点滴をしている
年内はもたないかもしれないとお医者さんに言われたらしい
もたないってなにが?
命の火は宣告されるものではない
それを受け止めてどうつないでいくかが関わる人にとって大切にすべきことだと思う
まだ口が動くのに誤飲が心配だから、認知症の人は食べ方を忘れるものだからと
食べ物を食べさせなければ人は必ず死ぬ。
点滴だけでは人間としての生活はできない。
わたしはいろんな瀬戸際から生き返った人たちを見てきた
歩けないのではなく歩かせないと歩けなくなる
普通のイスに座ったり、立って歩いたり
少しずつものを食べさせたり
もう少しいろんな方法を考えていきたい。
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