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オマール海老出汁100%スープで、ラーメンを作ってみた。

オマール海老(ロブスター)を使ってラーメンを作ってみました。
ぶっちゃけると、反省点は山ほどあるものの、美味しいかどうかだけを語るならば、素人目には十分美味しいものができたと思っています。
巧くはありませんが、美味かったです。

それでは、今後に生かすため、今回のレシピと同時に反省点をここに書き記そうと思います。

【材料(たった3人分)】

麺:スーパーで販売しているラーメン用生麺
スープ:オマール海老1ポンド、戸田塩、その他(ワイン、ビネガー、胡椒、ハーブ類、ニンニク、生姜、鶏油少々)

【スープの調理手順】

・ワイン、ハーブ類、生姜、ニンニク、胡椒を少々加え、ロブスターをそのままボイルします。
※ 今回は遊び心で赤ワインを入れてみましたが、白ワインを絶対推奨。魔が差したことを深く後悔しました。
※ 今回は準備不足でセロリ、ニンジンを加えられず残念。ミルク・クリーム系で仕上げないのであればトマトを入れても良かったと思います。

・15分ぐらいで赤らみ、身を食べるに程よい茹で加減になります。今回はスープ用なので身が固くなるのを承知の上でとりあえず20分ボイルします。

・一度鍋から上げて、包丁を入れていくらかの身を取り出し、ワインを片手に身をつまむ私。再び鍋に投入。
※ 今回は頭部も鍋に戻したが、これは完全に失敗。海老らしさは強くなりますが、オマール海老の尾の方にみられるキメの細かい上品な味わいが濁ってしまいました。他の種類の海老との差別化を出すためには旨味の強い頭部を敢えて外す必要あります。

・30分ほど柔らかくボイルして、オマール海老の味わいが濃く出てきたら、塩、ビネガー、砂糖とともに、マジックソルト、味の素で味を調整します。
※ 塩気を抑え気味にすれば良かったです。化学調味料は自分用だったら使用しなくても良いのですが、もてなし用なら使った方が無難です。

・濾す。
※ 暇なので何度も濾します。濾すたびにスープが滑らかに、艶やかになっていきます。その様子を眺めているだけで幸せになっちゃいます(笑)

【ラーメンとしての調理】

・スーパーに売っている生麺をゆで上げ、先ほどのスープに投入します。

・今回はトッピングに、モッツァレラチーズとマッシュルーム、ブラックペッパーとネギを使用しました。
※ モッツァレラチーズのアレンジは味わいとしては悪くありませんでしたが、数切れを重ねてトッピングするとくっついてしまうため、少量を散らした方が良いと思います。

【味変】

・ホットミルク15㏄
※ 良質の味変となりました。スープにコクが増し、滑らかさも出ます。ただしスーパーで販売される細麺の多くが加水率の低い麺のため、ミルクあるいは生クリームを加えたスープに馴染まない気がします。多加水の中細麺が手に入れば生クリームで濃厚なコクを加えても良いと思います。その場合はオマール海老の頭部を加えても、あるいはそれを用いた香味油を使用しても良さそうです。また塩分値を少し高めにした方がバランスが出ると思います。

【まとめ】

納得できる美味しさのラーメンができました。
とはいえ、フレンチ出身のラーメン屋さんが作るオマール海老のコンソメをベースにしたスープと比べると、美食度において10000倍は違いました。それでもこんな簡単な調理でも、素材力さえ高ければ美味しくはなるものだと気付かされました。
100杯作ることは無理でも、大切な人のためだけに作るのであれば、オマール海老はなかなか便利な素材です。
次回はつけ麺にも挑戦したいですね。仕上げのビネガーにはバルサミコ酢を使用してみたいです。
また、美味しくするという目的に特化すれば、カレー系のアレンジも良さそうです。ただしオマール海老がもったいなくてとてもできません。

追伸 興味のある方は是非お試しください。そして良い調理方法がわかったら私に教えて下さいね♪





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