いざ現れると分からないメンチン
【鳴ける牌は入ればテンパイ?】
皆さんこんばんは。麻雀大好きな一般人、サトウです。
雀魂をプレイしていたら久しぶりにメンゼン清一色に出会ったのですが、すぐに待ちが分からなかったので記事にしました。
メンチン(平和や一盃口や一通がない形や、跳満で十分な時)は赤が1枚あれば鳴いても点数が変わらないことから、鳴ける牌と鳴く形とその後のテンパイ形まで考えないといけません。
そして、鳴くことを考えるなら、メンチンの一向聴の時から鳴いてテンパイになる牌を見逃さないようにしないといけません。
今回はこんな一向聴でした。
すぐに目に付くのは右端の69m。
続いて69mが入った時に待ちになる牌を考えます。入って待ちになる=待ちになる牌が入ってもテンパイなのです。
一番待ちが多そうなのは9mが入った時の4567m待ち。
4445566という7枚形は4567待ちになります。
9mが入って4567待ちになるということは、4567mが入ってもテンパイします。この時点で45679m待ち。
新しいスジが出てきたのでそちらが入ったと考えてみましょう。
47mが入るとどうなるか。これはチーしたと仮定して56を抜いてしまうと分かりやすくなりました。
チーして6sを切ると残るのは1234445678m
123はこのまましか使えないので、4445678mという形が残ります。これは有名な7枚形で、369m 58m 待ちの5面待ちです。
先ほどの待ちと足して3456789m待ち。ここまで見抜けました。
【鳴けなくてもテンパイになる牌がある】
しかし、最後の一枚、1mが分かりませんでした。
1mは鳴いてもテンパイは取れないのですが、ツモればテンパイが取れます。1m自身が雀頭となり、残りの23444556678mで4メンツを作ればいいのです。
234はこのまましか使えないので、残りは44556678mとなり、369m待ちであることが分かります。
実戦では悩んでいる間に5mをツモってきてメンチンをテンパイしたので、どこをどう鳴こうという考えは杞憂になったのですが。
この待ちなら鳴いて待ちが増えることもほぼなさそうで、悠々とダマ跳満をアガりました。
一応、倍満が必要な時だけ、47m、9mをチーして一気通貫を作るという手順はあると思います。
さっきのこの牌姿に、実際に1mをツモって来たらテンパイすることはすぐに分かると思います。ただ、引く前には意外と気付けていなかったようです。
「鳴ける牌が入ればテンパイ」は間違いありませんが、「テンパイする牌は全部鳴ける」は間違いです。ここを勘違いしていたようです。
よく考えれば、副露は面子を作る行為なので、雀頭を作ることでテンパイする牌は鳴けなくて当然ですよね。
というわけで今回はメンチンで形と待ちのお勉強でした。
皆さんもメンチンに出会っても慌てないように、形に強くなりましょう。
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