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ジャンソウルさんに遊びに行った話


【ルール説明から期待が膨らむ】



 こんにちは。サトウです。

 今日もノーレート雀荘に行ってきた話です。

 今回は大阪にある「ジャンソウル(Jan-soul)」さんに行ってきました。


 プロフィールに「西日本で最も初心者にやさしい麻雀店」と書いてあります。ノーレートフリーだけでなく、初心者向けの教室なども行っているようです。

 最寄り駅は阪急千里線、「関大前駅」。
 神戸・大阪方面からだと阪急京都線の「淡路駅」で乗換でした。
 駅からは歩いて5分程度。飲食店が連なる通りのビルの2階にあります。

 来店すると待ち席に案内されてルール説明を受けました。卓を止めて代走を入れて、わざわざ責任者っぽい方が来てくれました。

 ルール説明は丁寧で、ルール表にはかなり細かいことまで記載されていました。
 特に細かいと思ったのが2点あります。

 1つ目はリーチ手順。発声→打牌(横向きに)→リーチ棒の順を守るようにということ。
 2つ目は点数申告時に、全員が手牌と点数を確認する前に手牌や壁牌を崩さないということ。

 文章の後ろに、スタッフが不正と認めた場合にリーチや和了が取り消しになる可能性があるという旨の記載もありました。

 私はこれが当たり前と思っていますが、ひと昔前の世代の方々には当たり前ではないこともあるので、ルールとして明記することは良いことだと思いました。

 ルールはおおむねMリーグルール準拠で、65分+1局という時間制限と、-20000点以下になると終了という2点が違いました。


【成績管理がすごい】 


 さて、ここからが本題です。
 ジャンソウルさんでは成績管理がかなり細かく行われていて、ネット麻雀のように「和了率」「平均打点」「放銃率」「裏ドラ率」などが細かく記録されています。

 対局中はタブレットを持ったスタッフが卓周辺に常駐して(あるいは卓に入って)、副露やアガリが発生するごとにタブレットをポチポチ操作していました。

 このタブレットには、ワンタッチで成績が記録できるシステムが組み込まれているらしいです。すごいですね。これによって、ネット麻雀並の成績管理が可能になっています。

 LINEの友達登録をすると、いつでもレーティングページに飛んで成績を見ることができるそうです。

 それにしてもこれは本当に革命的ですね。ネット麻雀のようなリアル麻雀。リアル麻雀は記録が残らないから好きじゃない、というストイックな打ち手の需要に応えています。

 さらに言えば、今はタブレットで手動で行っていることが、全て卓が自動でやってくれる日が来るのではないかと思っています。

 つまり、配牌から捨て牌まで全て卓が認識して、記録、保存するシステムが付いている、究極の全自動麻雀卓。あと何十年後になら完成しているでしょうか。


 

【マナーの良い雀士がたくさん育ってほしい】


 対局相手はみんな若い男性で、打ち方に癖もなく、安心して打てました。

 会話が憚られるほど真剣な雰囲気でもなかったですが、ワイワイ騒がしい感じでもない、ちょうどいい雰囲気でしたね。

 1点、とても印象に残ったことがありました。最後の半荘、私が親で何度も連荘し、6万点近く点棒を集めていました。

 既に勝負がほぼ決まった状況ですが、素点の記録もしっかり残るシステムなので、手が入ればリーチをかけて、アガり続けていました。下限のコールドはあるけど上限のコールドはないルールなので、可能な限り点棒を稼いでいました。

 フリーでこういう一方的な展開になると、負けている3人がやる気をなくしてしまうことがあります。早く次のゲームに移りたいなという態度が露骨に出る人もいます。

 しかし、対局相手の3人はどれだけ負けていても態度も表情も変えず、淡々と打ち続けていました。これが意外と難しいのですが、非常に我慢強く胆力のある打ち手だなと思いました。

 たまたまそういう面子だったのかもしれませんが、負けていても態度を変えない素晴らしい「雀士」たちと打ててとても嬉しく思いました。

 点棒の申告や支払い、打牌や副露や和了の所作など、全てを加味しても、今まで行ってきた雀荘の中で最もマナーが良かったかもしれません。

 ジャンソウルさんからああいう素晴らしい打ち手がたくさん増えることを期待しています。


 最後に、ジャンソウルさんの成績管理ページのスクショを貼っておきます。成績は項目が非常に多くて、数字好きにはたまらないかもしれません。


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