【山本浩人さん】「面白くて、代替えができないことやりたくて…銭湯やることにしました！」～計画性そっちのけの行動力×先を見据えたビジョンが混在！20代の銭湯経営～
「この働き方しかないと制限していた、
昔の自分に教えてあげたい働き方」をコンセプトに、
新しい働き方に挑戦している人を紹介する『新しい働き方辞典』
今回インタビューさせて頂くのは、
20代前半で友人と富久の湯（ふくのゆ）という
銭湯の経営をはじめた山本浩人さんです！
山本：
「自分たちで銭湯やろう！」と思って、
東京の銭湯全部、500件に電話かけるつもりだったのに。
半分くらいで見つかってラッキー♪
「もし全部断られたら？」
「コロナ禍で難しいんじゃないか？」
・・・そういえば考えてなかったかも。
計画性とかそっちのけの行動力なのに、
よくよくお話を聞くと実は戦略的にやってたり
先のビジョンもしっかり持ってる。
そんな20代で銭湯経営している山本浩人さんに
インタビューさせていただきました！
◆どんな経緯で銭湯をやることに？
里：
まず、シンプルに気になること。
なぜ銭湯？
山本：
「面白いこと」×「代替えができないこと」
をやりたくて！
大学４年の時にアメリカ横断とか海外に行ったけど。
その時１つ上の友人ができて。
それが、いま一緒に銭湯経営やってる高橋です。
里：大学卒業して、すぐ銭湯経営に？
山本：
もともと何かで起業する気だったけど、
まずは会社員の経験をしたくて。
１年はサラリーマンで住宅設計とかしてました。
で、社会人１年目の10月くらいに高橋と銭湯に行って。
一緒に銭湯しようかって、話になりました。
里：
「外観がモダンな感じ」とか、
「絵や写真もセンスがある」とか、
口コミがあったんですけど。
なるほど、建築関係のお仕事をされていたんですね！
ジャズが流れる銭湯とも書いてあったから
個人的にも興味津々でしたｗ
◆諦めるとかリスクとか、考えてなかったかも
里：
「銭湯しよう」って、
何からやったら良いか謎なんですけど。
まず何からはじめたんですか？
山本：
経営を任せてくれる銭湯がないかな～と思って、
「銭湯経営したいんですけど…」って電話かけまくりました。
里：
え?! 怒られませんでした？
勝手な想像だけど
怖いおじさんがやってるイメージなんだけど…
山本：
けっこう怒られましたｗ
でも250件くらい電話したところで
今の銭湯に出会って。
東京に500件くらい銭湯あるらしくて、
全部電話する気だったんで。
半分くらいで見つかってラッキーでした♪
里：
250件断られるうちに、
よく挫折しませんでしたね！
あと、ちょうどコロナ禍で
実店舗系の経営は難しい時期だったと思うけど。
よくやろうと思いましたね💦
山本：
諦めそうにはなるけど、
500件全部電話してから考えようと思ってたし。
コロナで経営難しそうとかは・・・
そういうリスクは考えてなかったかも？
とにかく銭湯やるって決めてたから。
里：
つい「正解」とか「確実な道」を選んで、
失敗しないようにと考えるけど。
決断力とやりぬく力がすごい✨
◆ワクワクすることを軸に展開
里：
銭湯が決まって、
いきなりポンと任せられたんですか？
山本：
まず３ヵ月は修行みたいな感じで
掃除とか管理とか、いろいろ勉強しながらやりました。
普通に銭湯経営してもワクワクしないから、
元々何かやる気だったんだけど。
その「何か」はやりながら考えました。
それで、動画配信とかイベントとかやりだして。
イベントやりたい人向けに銭湯の屋上を貸したり、
銭湯自体を貸すサービスも始めました。
ヨガや駄菓子さんなど、
いろんな方とイベントコラボもやってます。
そのコラボ相手も、自分からDM送ったり、
いろいろ行動しました。
里：
動画、見ました～
なんかテンポよくてうまいですよね。
山本：
動画やるときもけっこう勉強しました！
里：
インスタのリールも面白いので、
興味ある方はぜひチェックして欲しい✨
◆今後の展開
里：
ちなみに、今後考えている展開とかありますか？
山本：
リアルイベント応援プラットフォーム
『Eventer』を開発中です。
「イベントする場所」と「イベントしたい人」
をマッチングするサービスです。
他の店舗などの空いている時間と
イベントしたい人をマッチングする感じ。
里：
コロナ禍でちょっと客足遠のいている店舗とか、
需要と供給のマッチングできそうですね♪
「こんな人に来て欲しい」
「こんな人とつながりたい」
とかあります？
山本：
イベントやる人とつながりたい！
イベント企画やる女性とか
大歓迎です！
里：
銭湯も浅草のそばだし、
いい場所ですよね♪
イベント場所貸したい方、イベントしたい方、
ぜひ連絡とってみてください！
◆「後悔しない選択を！」
里：
最後に、これは『新しい働き方図鑑』のコンセプトでもあるので、
皆さんにお聞きしているのですが。
「この働き方しかない」と
自分の働き方を制限している人がいたら
なんと声を掛けますか？
山本：
「後悔しない選択をしろ！」
って言うと思います。
制限をかけてるのは周りとかではなく、
自分自身なので。
自分でやりたいと思ったら行動するだけだと思います。
里：
「正しいやり方が分からないから…」
「まだ準備や計画ができてないから…」
と、やらない方向に着地しがちだけど。
山本さんの話を聞いてたら、
計画性とか正しいやり方とか言ってないで、
とにかく自分でやろうと決めたことやろうと思いますね💨
お話ありがとうございました！
▶富久の湯
https://fukunoyu1010.com/
山本さんが経営している温泉
日比谷線入谷駅から徒歩8分
浅草からも電車＋徒歩で12分ほど
▶Eventer
https://eventer.work/
「イベントの場所貸し×イベントしたい人」
のマッチングサービス
▶山本浩人さんのSNSなど
https://lit.link/vloghiroto
インスタのリールも面白いのでチェック↓
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