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【vol.2】2030年の世界地図帳

落合陽一さんが執筆した「2030年の世界地図帳」を読みました。

この本を読もうと思ったきっかけは、AKIOBLOGさんがこの本をYouTubeでオススメしていて興味を持ったのが始まりでした。

また就職活動を始めるにあたって、これからの世界の動向であったり、未来について考えることで、自分自身の思考を一変させることを目的としていました。

では、早速内容に入っていきましょう。

「SDGS(持続可能な開発目標)             

2015年の国連サミットにおいて、2030年までに達成する17の目標を掲げました。

1 貧困をなくそう

2 飢餓をゼロに

3 すべての人に健康と福祉を

4 質の高い教育をみんなに

5 ジェンダー平等を実現しよう

6 安全な水とトイレを世界中に

7 エネルギー

8 働きがいも経済成長も

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

10 人や国の不平等をなくそう

11 住み続けられるまちづくりを

12 つくる責任 つかう責任

13 気候変動に具体的な対策を

14 海の豊かさを守ろう

15 陸の豊かさも守ろう

16 平和と公正をすべての人に

17 パートナーシップで目標を達成しよう

これら17の目標の下にさらに細かく分けた169の目標が併記されています。

開発途上国のみを対象としていたMDGsとは異なり、SDGsは、先進国と開発途上国の両方が対象となっています。

日本のSDGsの達成状況(2019年7月)は世界15位で、上位20位中16か国がヨーロッパの国々だそうです。

SDGsの背景には、ヨーロッパが主導する2つの大きな動きがあります。

1つは2006年の「責任投資原則(PRI)」で、もう1つは2015年の「パリ協定」です。

今後、世界の国家と企業は、ヨーロッパ的な価値観のもと、その活動をヨーロッパ諸国に有利なシナリオのもとに規制されることになるのではないかと考えられています。


2035年前後には地価の大暴落が懸念されている          
少子高齢化に伴い、地方都市には廃墟と化した家屋が立ち並ぶことになることになるかもしれません。

子ども世代が土地家屋の相続税を払えず、多くの土地が売りに出されると予想されるためです。こういった状況下になると、AirBnB(エアービーアンドビー)などといった民泊のサービスの普及が考えられます。

また、空室となった賃貸アパートや空きビルを利用して、民泊物件にするなど個人でビジネスをすることが当たり前になる時代が来るかもしれませんね。


SDGsの目標を達成するには                     

SDGsのいう「持続可能」とは、この地球上で私たち人間はどうすれば生き続けられるのかということです。そこでは貧困や飢餓といった人間の生存権に関わる問題と平行して、不平等や自然環境といった問題が設定されています。

短期的な課題もあれば、長期的な課題もあるのでこれらをいかに優先順位をつけて取り組んでいくかが鍵になります。

MDGsの失敗を踏まえて、17の目標と169のターゲットを193カ国の国々が足並みを揃えて目標に向かって邁進していくことは容易なことではないですが、私たち個人個人が力になれる方法はいくらでもあります。

例えばNGO、NPO団体に寄付や募金をすることによって、食料支援や教育支援などに貢献できます。これで1、2、4の目標を達成につながります。

他にはエコバックを利用してレジ袋によるプラスチックゴミを減らしたり、ペットボトルや缶のリサイクルをすることによって、6、11、14の目標達成につながります。

2030年は今よりもっと生きやすく、そして世界中の人々がSDGsのことを考え行動している世界になっていたらいいなと思いました。








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