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【vol.1】言葉は現実化する

永松茂久さんが執筆した「言葉は現実化する」を読んで、印象に残った部分を挙げた。

「謙遜と卑屈は紙一重」          

日本人特有の、人から褒められたときにそれを否定することが美徳だとする謙遜という文化。自己肯定感の低い人がやると、言葉で自分を傷つけていっていることになっている。「そんなことありません。自分なんて、、、」と答えるのではなく、「そう言っていただけて嬉しいです。」に切り替える。自分が発した言葉は、脳に記憶されるため良い言葉を使いたい。


「潜在意識は主語を認識できない」

自分以外の人の不平不満や愚痴を言っていると、潜在意識はその相手を無視して、否定的な言葉だけを記憶する。そのため、人をけなす=自分をけなすが起こってしまう。小学生の頃、親や先生に人の悪口を言ってはいけないと注意されていたのはこういう現象が起こるからなのだとようやく理解できた。


「RAS(網様体賦活系)」

脳には必要な情報を選別する特別なフィルターがある。必要なものを選別し、そのほかを見えないように盲点にする。この脳内フィルターをRASと呼ぶ。人それぞれ興味を引くものは違うので、例えばカップルが街を歩いていて、女性が化粧品メーカーの看板を発見してそれを男性に話しても気づいてないといった状態がある。興味のあるものに脳は反応してフィルターを通す。RASを広げて多くの情報を得るには、いらないと思う情報が隠れているスコトーマを外す必要がある。スコトーマが外れると自分が今まで知らなかったことを知ることができ、canの領域が広がる。するとパフォーマンスが最大化されエフィカシーが上がる。


「成長したから発表するのではなく、発表する場があるからこそ人は成長する」

本を読む、音声を聞く、講演会に参加するといった学びは大切だが、ある程度学んだら、発信する側に回ることが自分自身の大きな学びとなる。インプットからアウトプットに切り替えることで、自分の思考が整理され、成長スピードが加速する。自分が発した言葉は、自分が1番理解している。

日々気持ちの浮き沈みがあるのは当たり前である。気持ちが沈んでいる時ほど、ポジティブな言葉を使う。そして与えた言葉は自分に返ってくるということを念頭において、言葉の力を信じて過ごしていきたい。







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